しっとり肌を目指したいのにすぐに肌がカサカサになる、冬になるとカサカサがひどくなって粉がふき、かゆみがひどくなる・・・
そんな乾燥肌タイプの方のお肌のケア方法や改善方法・対策についてご紹介します。
そんな乾燥肌タイプの方のお肌のケア方法や改善方法・対策についてご紹介します。
自分の肌質をチェック!
まずは自分の肌質について確認しましょう。
肌質は大きく4つに分けられます。
乾燥しやすい「乾燥肌」、脂っぽい「オイリー肌」、その中間の「混合肌」、そして「普通肌」です。
それぞれの特徴について解説します。
肌質は大きく4つに分けられます。
乾燥しやすい「乾燥肌」、脂っぽい「オイリー肌」、その中間の「混合肌」、そして「普通肌」です。
それぞれの特徴について解説します。
乾燥肌(水分↓ 皮脂↓)
水分、皮脂共に少なく、乾燥しやすい肌質です。
目もと口もとなど、とくに乾燥しやすい部位に小じわができやすいです。
キメは細かいですが、肌が薄いです。
目もと口もとなど、とくに乾燥しやすい部位に小じわができやすいです。
キメは細かいですが、肌が薄いです。
混合肌(水分↓ 皮脂↑)
水分は少なく、皮脂は過剰な肌質です。
Tゾーンを中心に皮脂の多い部位は皮脂が出やすく、逆にUゾーンなどは乾燥しやすいです。
キメは比較的粗いです。
Tゾーンを中心に皮脂の多い部位は皮脂が出やすく、逆にUゾーンなどは乾燥しやすいです。
キメは比較的粗いです。
オイリー肌(水分↑ 皮脂↑)
水分、皮脂共に多い肌質です。
Tゾーン、Uゾーン共に脂っぽく、べたつきやすく、毛穴の開きも目立ちます。
肌の弾力はありますがキメは粗いです。
Tゾーン、Uゾーン共に脂っぽく、べたつきやすく、毛穴の開きも目立ちます。
肌の弾力はありますがキメは粗いです。
普通肌(水分→ 皮脂→)
水分、皮脂のバランスが取れた肌質です。
水分によるうるおいと皮脂によるツヤが適度であり、キメは細かく理想的な肌質です。
水分によるうるおいと皮脂によるツヤが適度であり、キメは細かく理想的な肌質です。
どうして乾燥肌になるの?
それでは、どうして乾燥肌になるのでしょうか。
乾燥肌をつくる肌のしくみとその原因について解説します。
乾燥肌をつくる肌のしくみとその原因について解説します。
乾燥肌になる肌のしくみ
肌の乾燥に強くかかわっているのは、皮膚の一番外側にある「角質層」という部分です。
角質層には「バリア機能」の役目があります。
バリア機能が正常な場合、肌の水分を保つと共に、外部の刺激から肌を守ります。
つまり、角質層のバリア機能が低下することで乾燥肌になります。
角質層には「バリア機能」の役目があります。
バリア機能が正常な場合、肌の水分を保つと共に、外部の刺激から肌を守ります。
つまり、角質層のバリア機能が低下することで乾燥肌になります。
乾燥肌の原因
さまざまな刺激や環境によって、肌の角質層のバリア機能が低下すると、肌の乾燥が引き起こされます。
以下に、乾燥肌の原因となるものをあげてみます。
以下に、乾燥肌の原因となるものをあげてみます。
肌の新陳代謝の乱れ
肌は新陳代謝により常に新しい細胞に入れ替わっています。
ストレスや生活習慣の乱れなどによって肌の新陳代謝のサイクルが乱れると、角質層のバリア機能が低下しやすくなります。
ストレスや生活習慣の乱れなどによって肌の新陳代謝のサイクルが乱れると、角質層のバリア機能が低下しやすくなります。
空気の乾燥
冬に湿度が低下したり、エアコンや暖房を使用した室内に長時間いたりすると、空気の乾燥から角質層のバリア機能が低下して肌も乾燥しやすくなります。
紫外線
角質層は皮膚の一番外側にあるため、紫外線によるダメージを直接受けやすいです。
そのため、日焼けすることにより角質層のバリア機能が低下します。
そのため、日焼けすることにより角質層のバリア機能が低下します。
食生活の乱れ
食生活が乱れると、肌に必要な栄養が不足することで角質層のバリア機能が低下しやすくなります。
とくに肌の新陳代謝にかかわるビタミンB群やビタミンCの不足は肌への影響が大きくなります。
とくに肌の新陳代謝にかかわるビタミンB群やビタミンCの不足は肌への影響が大きくなります。
加齢
個人差はありますが、誰でも加齢と共に肌の新陳代謝が下がり、乾燥肌になりやすくなります。
乾燥肌対策5選!
乾燥肌からしっとり肌を手に入れるためにできる対策をご紹介します。
①生活習慣の見直し
■食事
バランスのとれた食事を摂りましょう。
とくに肌の新陳代謝に関わるビタミンB群やCをしっかりとりましょう。
【主な食品】
ビタミンB群:豚肉、赤身魚、うなぎ、豆類、玄米など
ビタミンC:イチゴ、レモン、キウイ、パプリカなど
とくに肌の新陳代謝に関わるビタミンB群やCをしっかりとりましょう。
【主な食品】
ビタミンB群:豚肉、赤身魚、うなぎ、豆類、玄米など
ビタミンC:イチゴ、レモン、キウイ、パプリカなど
■睡眠・運動
睡眠不足、運動不足は角質層のバリア機能の低下につながります。
適度な睡眠・運動を心がけましょう。
運動は発汗作用によっても肌の乾燥を防ぐことができます。
適度な睡眠・運動を心がけましょう。
運動は発汗作用によっても肌の乾燥を防ぐことができます。
②ストレスの解消
ストレスがたまると肌の新陳代謝が乱れやすくなります。
リフレッシュできる方法を見つけて、ストレスはその都度解消するようにしましょう。
リフレッシュできる方法を見つけて、ストレスはその都度解消するようにしましょう。
③空気の乾燥に注意
冬の外出時は保湿をするようにしましょう。
また、エアコンや暖房のついた室内では、加湿器を付けるなど、乾燥対策をするようにしましょう。
また、エアコンや暖房のついた室内では、加湿器を付けるなど、乾燥対策をするようにしましょう。
④日よけ
外出時は紫外線対策を忘れずに。
冬でも曇りの日でも紫外線は注がれています。
帽子、日傘などで遮光する方法や、日焼け止めを使う方法があります。
冬でも曇りの日でも紫外線は注がれています。
帽子、日傘などで遮光する方法や、日焼け止めを使う方法があります。
⑤スキンケアを見直す
日々のスキンケアを見直すことで乾燥肌が改善することもあります。
1日2回朝夕に洗顔料で洗顔している方で、肌の乾燥が強い場合は、洗顔料の使用を1日1回に減らすこともひとつです。
また、洗浄力の強い洗顔料を使っている場合は、低刺激性の洗顔料に変えること、保湿剤をより油性度の高い保湿剤にしてみること(ローション→クリーム、クリーム→軟膏など)も乾燥対策になります。
1日2回朝夕に洗顔料で洗顔している方で、肌の乾燥が強い場合は、洗顔料の使用を1日1回に減らすこともひとつです。
また、洗浄力の強い洗顔料を使っている場合は、低刺激性の洗顔料に変えること、保湿剤をより油性度の高い保湿剤にしてみること(ローション→クリーム、クリーム→軟膏など)も乾燥対策になります。
漢方薬で乾燥しにくい体質に
「最近、肌のカサカサが気になる」
「乾燥肌って治らないよね」
「毎日の生活習慣が大切なのはわかってるけど、時間がなくて…」
と、自分の健康に不安を抱える大人女子には、漢方薬がおすすめです。
「乾燥してかゆい」「しみ」「しわ」「湿疹」など、さまざまな症状に効果が認められているものがいつもあります。
漢方薬って古臭くて怪しい…なんて思っていませんか?
漢方医学は、からだのバランスをととのえて、あなたの治る力(自然治癒力)を高めることで、全身の健康を回復に向かわせる学問で、長い歴史とたくさんの症例があります。
また、漢方医学では「ストレス(気の乱れ)」「水が体内に溜まってしまう(水の流れ)」「ホルモンバランスが崩れる」などを改善してからだを健康にすることを目的としています。
今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものですので、冷えや疲れなどの症状に悩む方にも最適です。
また、日々忙しい大人女子が、規則正しい食生活や、ジョギングや筋トレを続けて健康を維持することは大変ですよね。
漢方薬は、自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけですので、簡単に続けることができる健康法ですよ。
漢方医学を日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
「乾燥肌って治らないよね」
「毎日の生活習慣が大切なのはわかってるけど、時間がなくて…」
と、自分の健康に不安を抱える大人女子には、漢方薬がおすすめです。
「乾燥してかゆい」「しみ」「しわ」「湿疹」など、さまざまな症状に効果が認められているものがいつもあります。
漢方薬って古臭くて怪しい…なんて思っていませんか?
漢方医学は、からだのバランスをととのえて、あなたの治る力(自然治癒力)を高めることで、全身の健康を回復に向かわせる学問で、長い歴史とたくさんの症例があります。
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また、日々忙しい大人女子が、規則正しい食生活や、ジョギングや筋トレを続けて健康を維持することは大変ですよね。
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漢方医学を日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
<乾燥肌の方におすすめの漢方薬>
当帰飲子
冷え性を伴う方の慢性的な湿疹、かゆみに効果的です。
温清飲
皮膚の色つやが悪く、のぼせやすい方の皮膚の不調に効果的です。
十全大補湯
体力が低下して疲れやすく、冷え性のある方の皮膚の不調に効果的です。
<漢方薬を選ぶ時の重要なポイント>
漢方薬を選ぶ時の重要なポイントは、ご自分の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に精通した薬剤師の力を借りるのがおすすめです。
「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。 AI(人工知能)を活用した漢方のプロが、個人に効く漢方薬を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が便利です。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0006
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はじめよう!乾燥肌対策
自分の肌質チェック、乾燥肌の原因と対策についてご紹介しました。
乾燥肌は、生活習慣や室内環境の改善、日よけ、スキンケアの見直しなどで改善できることがあります。
自分が乾燥肌かも…と思う場合は、今回紹介した乾燥肌対策を、ぜひ試してみてください。
乾燥肌は、生活習慣や室内環境の改善、日よけ、スキンケアの見直しなどで改善できることがあります。
自分が乾燥肌かも…と思う場合は、今回紹介した乾燥肌対策を、ぜひ試してみてください。
<この記事を書いた人>
皮膚科医 金城 里美
医師/薬剤師
東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。
現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。3児の母。
皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0006&utm_source=beautymatome&utm_medium=referral&utm_campain=991230
●不調の改善に!無料体質判定はこちら:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/n/taishitsu/
医師/薬剤師
東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。
現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。3児の母。
皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。
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