「生理前の肌荒れ…」皮膚科医に聞く、体質から改善する方法。

生理前になるといつも肌荒れのトラブルが絶えず、気持ちもブルーになる…そんなお悩みを持っている女性の方は多いのではないでしょうか。

生理周期に合わせて繰り返しやってくる、そんなPMSの肌荒れのお悩みを、原因・対策を知って解決しましょう。

1.生理の前の肌荒れの原因

生理の前の肌荒れの原因
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生理前の肌荒れには、女性ホルモンが関わっています。まずは、女性ホルモンについて解説します。


女性ホルモンは、主に以下の2つがあります。

・エストロゲン(卵胞ホルモン):妊娠・出産のためのからだを準備をする働き。肌や髪のツヤにも関わる
・プロゲステロン(黄体ホルモン):受精卵のために子宮の環境を整える。からだに水分・脂肪をためる、食欲を上げるなど妊娠の継続を助ける働きもあり。


生理の周期に合わせて、この2つのホルモンの分泌量が調節されます。

生理の前のニキビ
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生理前の時期はプロゲステロンの分泌が多くなる時期

プロゲステロンの働きにより、皮膚に皮脂が溜まりやすくなり、それによって、毛穴に皮脂が詰まり、ニキビを中心とした肌荒れが起きやすくなります。

〈生理前の肌荒れの主な症状〉
・皮膚が脂っぽい
・ニキビ(毛穴のブツブツ、赤み):おでこ、あご、ほほ、鼻まわりなど毛穴の多い部位にできやすい

2.生理前の肌荒れを防止する方法

続いて、生理前の肌荒れへの対策をご紹介します。

2-1.スキンケアの見直し

スキンケアの見直し
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・頻回な洗顔や、ゴシゴシ強くこする洗顔は避けましょう

・乾燥度に合わせて、1日1〜2回の泡洗顔(洗顔料を泡立てて泡で優しく洗う)をおすすめします。

オイル性の保湿やメイク落としは、ニキビ肌には避けましょう。

・低刺激性の保湿剤、もしくは、ノンコメドジェニック(ニキビができにくいことが証明された商品)の表示のある保湿剤がおすすめです。

・ニキビは触らないようにしましょう。

2-2.食事の見直し

食事の見直し
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1日3食、バランスのよい食事をとりましょう。

・とくに、皮脂の分泌を整えるビタミンB2、ビタミンB6、皮膚の代謝を助けるビタミンCをしっかりとりましょう。


〈主な食品〉
ビタミンB2:レバー、牛乳、卵、干しシイタケ、海苔
ビタミンB6:赤身魚、ささみ、バナナ、パプリカ、さつまいも、玄米
ビタミンC:レモン、パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴ

2-3.生活の見直し

生活の見直し
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・睡眠
1日6時間を目安に、できるだけ夜間に睡眠をとりましょう。

・運動
定期的に適度な運動を行うことは、肌荒れにも効果的です。

・ストレス、疲れを溜めない
もともと生理前はプロゲステロンの影響で、眠気や疲れが出やすい時期です。無理をせず、適度な休養をとること、リフレッシュする時間を作ることをおすすめします。

3.漢方薬を飲む

漢方薬を飲む
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「最近肌荒れしやすくなった気がする」「毎日適度な運動が大切なのはわかってるけど時間ないし…」

そんな健康に不安を抱える大人女子には漢方薬がおすすめです。

漢方薬って古臭くて怪しい…なんて思っていませんか?
漢方医学は、からだのバランスをととのえて、あなたの治る力(自然治癒力)を高めることで、全身の健康を回復に向かわせる学問で、長い歴史とたくさんの症例があります。

今起こっている不調を抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものですので、肌荒れに悩む方に最適です。

日々忙しい大人女子が、規則正しい食生活や、ジョギングや筋トレを続けて健康を維持することは大変ですよね。

漢方薬は、自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけですので、簡単に続けることができますよ。

<生理前の肌荒れにお悩みの方におすすめの漢方>

生理前漢方
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生理前の肌荒れに使われる漢方薬と使用例をご紹介します。

・桂枝茯苓丸加薏苡仁

使用例:比較的体力がありのぼせや肩こりのある女性。生理前にニキビがよくできる。生理前の時期に合わせて桂枝茯苓丸加薏苡仁を飲むようになって生理前のニキビ、のぼせ、肩こりが落ち着いてきた。

・当帰芍薬散

使用例:体力があまりなく冷え性の女性。生理前の肌荒れがあり、生理不順もある。当帰芍薬散を毎日飲み始めて冷え性、生理不順と共に、生理前の肌荒れに悩まなくなった。

・十味敗毒湯

使用例:生理前に関わらずニキビが続いている女性。生理前になるとニキビが赤く膿をもって化膿する。十味敗毒湯を毎日飲むようになり、ニキビの数が減り、生理前のニキビの化膿もしにくくなった。

<漢方薬を選ぶ時の重要なポイント>

漢方薬を選ぶ時の重要なポイントは、ご自分の状態や体質に合っているか、という点です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に精通した薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

AI(人工知能)を活用した漢方のプロが、個人に効く漢方薬を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が便利です。


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自分のからだを知って肌荒れ知らずに

肌荒れ知らず
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生理前の肌荒れの原因とその対策を解説しました。

生理前の肌荒れなどの症状は、女性には避けられない悩みではありますが、自分のからだを知って、賢く付き合うようにしましょう。

また、肌荒れ症状が強い場合は、我慢せずに皮膚科で相談しましょう。

<この記事を書いた人>

ライター金城さま
出典:beautyまとめ


皮膚科医 金城 里美

薬剤師/医師

東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。

現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。3児の母。

皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。


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