【プロが教える】おいしいスープをつくる豆知識!市販スープのアレンジレシピ3選

2023年度「スープの日」セミナーが開催!

前半は管理栄養士・田端稔先生に「おいしさを感じる仕組み」の解説、後半は人気スープ作家・有賀薫さんに市販スープを利用したアレンジレシピをご紹介いただきました!

早速様々なスープを日常に取り入れたくなりますよ♪

「スープの日」って?セミナーの内容は?

スープの日
出典:beautyまとめ

「スープの日」は、日本スープ協会が12月22日(いつもフーフー)に制定した記念日。

2023年度のセミナーでは、栄養のスペシャリストである慈恵医大の管理栄養士・田端稔先生に、『おいしさを感じる仕組み。おいしさを逃さない!スープへの活用法』をテーマとした食事とスープの深い関係調味料を入れる順番など、基礎はもちろん目からウロコの知識までを紹介していただきました!

和食の基本は「一汁三菜」であることからスープ・汁物は日本人にとって欠かせない一品で、郷土料理までがスープ・汁物の地方も多くあります。

田端先生曰く、実際にスープを飲む頻度についてのアンケートでは「毎日または1日1回」との回答が第1位だそうです。

また、イベントや炊き出しにも豚汁などのスープ・汁物が振る舞われる機会が多く、体に活力を与えてくれるのはもちろん心にうるおいをもたらしてくれるのが、私たちにとってのスープ・汁物であると田端先生は解説されていました。

おいしいスープのコツは「うま味の相乗効果」の活用!

田端先生によると、「おいしさ」には方程式があり、違う種類のうま味成分を組み合わせることでうま味が7〜8倍アップするそうです。

具体的には、アミノ酸系(グルタミン酸)、核酸系(イノシン酸)、核酸系(グアニル酸)の3つのうま味成分を組み合わせることがポイント。

例えば、アミノ酸系うま味成分の玉ねぎ・にんじん・セロリなどの香味野菜と核酸系うま味成分の牛肉を組み合わせるとブイヨンとして洋食スープに、アミノ酸系うま味成分の昆布と核酸系うま味成分の干ししいたけを組み合わせると精進だしになり、素材の持ち味を引き出せるスープとして活用できるそうです。

スープに合う6つの食材「おいしさを逃さない方法」を伝授!

おいしさを逃さない方法
出典:beautyまとめ

  • 「里芋」ぬめりを取らない
  • 「あさり」冷凍保存
  • 「豚肉」薄切りの豚肉は茹ですぎない
  • 「じゃがいも」煮崩れさせない
  • 「きのこ」冷凍保存
  • 「ごぼう」皮はむかない

ベストセラースープ作家考案!市販スープ活用の簡単アレンジレシピ【3選】

セミナーの後半は、スープ書籍がベストセラーの大人気スープ作家・有賀薫さんによる、市販スープを活用した簡単アレンジレシピの紹介と調理デモンストレーションがありました。

きのこたっぷりミネストローネ

明治「まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」
出典:楽天


ミネストローネ
出典:beautyまとめ

明治「まるごと野菜 完熟トマトのミネストローネ」を使用した、冷凍きのこで手軽に作る繊維たっぷりのミネストローネです。

冷凍しておいたきのこを使うだけで手軽なので、忙しい時でも栄養満点のスープが食べられるのが嬉しいですね♪

【材料(1人分)】
・まるごと野菜 ミネストローネ:1袋
・好みのきのこ2〜3種類(冷凍):40g
・塩:ひとつまみ
・オリーブオイル:小さじ1

【作り方】
※事前に3種類ほどのきのこを手でほぐしたり切って混ぜ、冷凍しておく。
1. 小鍋に冷凍きのこを入れ、水少々と塩ひとつまみを足してふたをし、 蒸し煮する。
2. まるごと野菜をレンジで指示通り温める。
3. 2を皿に移し、きのこをトッピングして、オリーブオイルをまわしかける。

歯ごたえたっぷり、ごぼうと豚肉のごまスープ

ごまスープ
出典:楽天


ごまスープ
出典:beautyまとめ

理研ビタミン「わかめスープ ごま1000粒のおいしさ 焙煎ごまスープ」を使用した、ごぼうとごまの香りと歯ざわりが楽しいスープです。

お肉もたっぷり入っているので、一食分に置き換えても満足感がありそうで嬉しいですね♪

【材料(2人分)】
・焙煎ごまスープ:2袋
・豚肉薄切り:40g
・ごぼう:10cm(40g)
・冷凍まいたけ:30〜40g
・酒:大さじ1

【作り方】
1. 鍋にごぼうをささがきにしながら切り落としていく。冷凍まいたけ、酒大さじ1と水400mLを加えて中火にかけ、沸騰後6〜7分煮込む。
2. 食べやすい大きさに切った豚肉を1分ほど煮て、焙煎ごまスープ2袋を加える。

あさりととじゃがいものシンプルクラムチャウダー

ハウス食品「北海道チャウダー(クラムチャウダー用)」
出典:楽天


クラムチャウダー
出典:beautyまとめ

ハウス食品「北海道チャウダー(クラムチャウダー用)」を使用した、あさりのうま味がミルクに溶け込むあったかチャウダーです。

あさりには亜鉛やタウリンがたっぷり。亜鉛もタウリンも免疫バランスに良いと言われている食材ですし、今の季節にぴったりのスープです♪

タウリンはエイジングケアになる可能性もあると話題になっていましたよね。

【材料(4人分)】
・北海道チャウダー:1/2箱
・長ねぎ:1/2本
・じゃがいも:大1個150〜180g
・冷凍あさり:(殻付き200〜250g/むき身80〜90g)
・バター:大さじ1
・水:300mL
・牛乳:200mL
・(あれば)パセリ、クラッカーなど

【作り方】
※下ごしらえ あさりを砂抜きして冷凍しておく。(または冷凍あさりを使用)
1. じゃがいもは皮をむいてさいの目に切る。長ねぎはタテに切り込みを入れ、1cm幅に切る。
2. 鍋を中火にかけ、バターを溶かして長ねぎとじゃがいもを炒める。水300mLを加えてふたをして柔らかくなるまで約10分煮る。
3. 鍋を下ろし、割ったルウと牛乳を加えて溶かす。
4. 再度火にかけ、あさりを加えてふたをして再度5〜6分煮込む。あさりが煮えたらできあがり。好みでパセリ、クラッカーなどトッピングしても。



さて、今回は2023年度「スープの日」セミナーで解説いただいた「おいしさを感じる仕組み」の詳しい内容と、市販スープを利用したおすすめの簡単アレンジレシピをご紹介しましたがいかがでしたか?

少しの工夫で栄養満点のおいしいスープが簡単に作れるなんて、実際におうちで試してみたくなりますよね!

気になるレシピがあった方はもちろん、お料理上手な方も、ぜひ今回の内容を参考においしいスープをおうちで楽しみましょう♪

※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。

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