セックスへの嫌悪感が高まってしまう原因は、そもそも性行為が不潔だからです。

陰部を手で触ったり口で舐めたりするため、冷静に考えてしまうと汚くてセックスなんて出来ないと思うのが普通。

ただ本来セックスをするときは冷静ではありません、脳内にはドーパミンが発生しており情熱的です。そのため多少不潔であっても気になりづらく、最後まで高ぶる気持ちを保ってセックスできます。

ではなぜ不潔に感じてしまうのか？それは慣れにあります。2人の交際期間長くなるにつれて、彼氏の日常生活の様々な部分を目の当たりにするでしょう。

食べ物をクチャクチャ音を立てて食べたり、素っ裸で風呂から出てきたりする、生活における汚い部分。またトイレに行った直後やシャワーを浴びる前にエッチを求めてくる、セックスに直結する下品さ。

このような男性側の慣れが、女性に「セックスは汚い」と思わせてしまう原因になっていると言えるでしょう。

会うたび必ずセックスをする、キスやハグなどのスキンシップは少ないのに、セックスだけはしっかり求めてくる。

こういった状態が長引くことで、女性の心には「彼はただエッチしたいだけ？」という不信感が動き出してしまいます。

コミュニケーションが少ないカップルにありがちなパターンなので、男性はセックスのときだけ体を使った愛情表現をするのではなく、「こんなところが好き」「～してくれてありがとう」など、普段から言葉を使った愛情表現ができると良いですね。

身体的な理由では、挿入時に痛みが伴うせいで、セックスに苦手意識が生まれてしまうケースも。

濡れにくくなった、コンドームのアレルギーで痛痒い、出産後のホルモンバランスの乱れなど、痛みが生じる原因は多々あります。

前述した「彼氏への不信感」や「彼氏を不潔に感じてしまう」などの精神的ストレスが負担となって、女性器を濡れにくくさせる原因の1つです。

生物学的な話、メスは数多くいるオスの中から、最も良い遺伝子をチョイスして、その相手の子供を産むべくセックスをします。

人は生殖活動以外の目的で性行為をする生きものですが、場合によってはセックスを娯楽として受け入れられないことも。

無意識のうちに「彼氏としては好きだけど、結婚して一緒に子供を育てるパートナーとしては難しいかな」といった感情が、ジワジワとこみ上げているのかもしれません。