顔のテカリやニキビといった肌トラブルは、夏になるととくに気になりますよね。
そんなテカリ・ニキビ肌の方は「オイリー肌」の可能性があります。
オイリー肌のトラブルは、正しいスキンケアで解消できます。
オイリー肌かも?と思った方はセルフチェックで診断し、正しいスキンケア対策を始めてみましょう!
そんなテカリ・ニキビ肌の方は「オイリー肌」の可能性があります。
オイリー肌のトラブルは、正しいスキンケアで解消できます。
オイリー肌かも?と思った方はセルフチェックで診断し、正しいスキンケア対策を始めてみましょう!
オイリー肌とは?
オイリー肌って何? という方のために、肌質の分類についてご紹介します。
肌質は、水分量と皮脂の分泌量によって以下の4つに分類されます。
肌質は、水分量と皮脂の分泌量によって以下の4つに分類されます。
- 普通肌:水分と皮脂のバランスが適度な肌
- オイリー肌:水分・皮脂ともに多い肌
- 混合肌:部分的に皮脂が多く、水分が少ない肌
- 乾燥肌:皮脂・水分ともに少ない肌
皮脂の分泌量が多い肌質には、オイリー肌と混合肌があります。
オイリー肌は水分量が多く、全体的に皮脂分泌量が多いのに対して、混合肌は水分量が少なく乾燥しがちで、皮脂の分泌量にも偏りがあります。
オイリー肌は水分量が多く、全体的に皮脂分泌量が多いのに対して、混合肌は水分量が少なく乾燥しがちで、皮脂の分泌量にも偏りがあります。
オイリー肌セルフチェック
オイリー肌かどうかセルフチェックしてみましょう。
朝にスキンケアとメイクをして、6時間ほどたった昼の肌の状態を考えてみてください。
以下がすべてあてはまる方は、オイリー肌の可能性が高いです。
朝にスキンケアとメイクをして、6時間ほどたった昼の肌の状態を考えてみてください。
以下がすべてあてはまる方は、オイリー肌の可能性が高いです。
- 顔全体にテカリがある
- 手で顔を触ると皮脂がつく
- 顔の肌全体に乾燥や皮むけがない
オイリー肌の原因
オイリー肌は、もともとの肌質によるものが大きいですが、以下のようなものも原因として考えられます。
間違ったスキンケア
オイリー肌は皮脂分泌が多いことによりますが、皮脂を取りすぎてしまうことが逆にオイリー肌を招いていることもあります。
皮脂を取りすぎると肌は自身を守るために、さらに皮脂分泌をするようになります。
そして、それを解決しようとさらに皮脂を取ってしまうと皮脂の分泌はさらに盛んになり、悪循環に陥ってしまうのです。
皮脂を取りすぎると肌は自身を守るために、さらに皮脂分泌をするようになります。
そして、それを解決しようとさらに皮脂を取ってしまうと皮脂の分泌はさらに盛んになり、悪循環に陥ってしまうのです。
食事の乱れ
食事の栄養素のなかには、皮脂の分泌調節を整える働きのあるものがあります。
とくに、ビタミンB群は皮脂の分泌調節にかかわっており、不足すると皮脂の分泌機能が乱れることがあります。
とくに、ビタミンB群は皮脂の分泌調節にかかわっており、不足すると皮脂の分泌機能が乱れることがあります。
生活の乱れ
生活が乱れて睡眠不足、疲労の蓄積、ストレスが発散できない状態などが続くと、ホルモンバランスの乱れにつながります。
生理不順が続いている場合もホルモンバランスの乱れが起こっているかもしれません。
ホルモンは皮脂の分泌や肌の健康にかかわっており、ホルモンバランスが乱れることで皮脂の過剰分泌が起こってしまう可能性があります。
生理不順が続いている場合もホルモンバランスの乱れが起こっているかもしれません。
ホルモンは皮脂の分泌や肌の健康にかかわっており、ホルモンバランスが乱れることで皮脂の過剰分泌が起こってしまう可能性があります。
オイリー肌の正しいスキンケア
オイリー肌に合ったスキンケアで、肌トラブルを解消しましょう。
洗顔のやり方が重要
洗顔フォームはしっかりと泡立てて、泡でやさしく洗うようにしましょう。
皮脂を取ろうとして肌をごしごしこすったり、洗顔後にタオルでごしごしふき取ったりすることはNG。
ていねいな泡洗顔で十分に皮脂は取ることができます。
泡洗顔後は、タオルをやさしく肌に当てるようにして水分をふき取りましょう。
ふき取った後は、化粧水、乳液で水分を閉じ込めることも忘れずに。
皮脂を取ろうとして肌をごしごしこすったり、洗顔後にタオルでごしごしふき取ったりすることはNG。
ていねいな泡洗顔で十分に皮脂は取ることができます。
泡洗顔後は、タオルをやさしく肌に当てるようにして水分をふき取りましょう。
ふき取った後は、化粧水、乳液で水分を閉じ込めることも忘れずに。
洗顔の回数や水の温度
皮脂を取ろうとして1日に何回も洗顔をするのは、皮脂の取りすぎとなり逆効果です。
1日2回、朝夕に洗顔することを目安にしましょう。
また、熱いお湯は刺激が強いため、ぬるま湯での洗顔をおすすめします。
1日2回、朝夕に洗顔することを目安にしましょう。
また、熱いお湯は刺激が強いため、ぬるま湯での洗顔をおすすめします。
基礎化粧品の選び方も重要
オイル製のメイク落としや保湿剤は、皮脂が溜まりやすくなるため避けましょう。
ニキビができやすい方は「ノンコメドジェニック」の表示がある基礎化粧品や、ニキビ肌専用の基礎化粧品を使うことをおすすめします。
保湿は、化粧水とクリームを重ね塗りすると、肌の水分の蒸発を防ぐことができて効果的です。
ニキビができやすい方は「ノンコメドジェニック」の表示がある基礎化粧品や、ニキビ肌専用の基礎化粧品を使うことをおすすめします。
保湿は、化粧水とクリームを重ね塗りすると、肌の水分の蒸発を防ぐことができて効果的です。
皮脂の過剰分泌対策には漢方がおすすめ
「テカリ肌」「ニキビ肌」など、さまざまな症状に用いられている漢方薬はいくつもあります。
オイリー肌の方は、水の代謝をよくして老廃物を排出することで肌の状態を改善したり、ドロドロと滞った血の流れをよくしたりといった、肌に栄養がいきわたらせる作用などで改善させます。
また、水分の巡りや血流がよくなることで、冷えや疲れやすいなどの症状が改善されるほか、ストレスに強いからだを手に入れられるでしょう。
漢方薬の特徴は、からだのバランスを整えて自分自身の治る力(自然治癒力)を高めることで、こころとからだを健康な状態に向かわせる点です。
今起こっている不調を抑えるだけでなく、こころとからだのさまざまな悩みにも、根本からアプローチできるのです。
漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、健康法としても簡単に続けられるでしょう。
オイリー肌の方は、水の代謝をよくして老廃物を排出することで肌の状態を改善したり、ドロドロと滞った血の流れをよくしたりといった、肌に栄養がいきわたらせる作用などで改善させます。
また、水分の巡りや血流がよくなることで、冷えや疲れやすいなどの症状が改善されるほか、ストレスに強いからだを手に入れられるでしょう。
漢方薬の特徴は、からだのバランスを整えて自分自身の治る力(自然治癒力)を高めることで、こころとからだを健康な状態に向かわせる点です。
今起こっている不調を抑えるだけでなく、こころとからだのさまざまな悩みにも、根本からアプローチできるのです。
漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、健康法としても簡単に続けられるでしょう。
<テカリ肌、ニキビ肌の方におすすめの漢方薬>
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
ホルモンバランスの乱れがあり、皮脂の分泌が多くなっている方。
体内の各器官に栄養を届ける働きをする「血(けつ)」の巡りをよくすることで、ホルモンバランスの乱れに効果が期待できます。
ニキビ肌にも効果的です。
体内の各器官に栄養を届ける働きをする「血(けつ)」の巡りをよくすることで、ホルモンバランスの乱れに効果が期待できます。
ニキビ肌にも効果的です。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
化膿したニキビが続いている方。
じゅくじゅくして化膿した部位に対して、溜まっている「水(すい)」や「熱」を発散させて化膿したニキビを改善させる効果が期待できます。
じゅくじゅくして化膿した部位に対して、溜まっている「水(すい)」や「熱」を発散させて化膿したニキビを改善させる効果が期待できます。
<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>
漢方薬を選ぶ際は、ご自分の状態や体質に合っているものを選ぶことが重要です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、個人に効く漢方薬を見極め、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
体質診断から漢方薬の購入までスマホ1台ですべて完結でき、家にいながら専門的なサービスを受けられます。
漢方医師による定期的な経過観察もあるので、効き目を見ながら処方薬の変更も行えます。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0061
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、個人に効く漢方薬を見極め、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
体質診断から漢方薬の購入までスマホ1台ですべて完結でき、家にいながら専門的なサービスを受けられます。
漢方医師による定期的な経過観察もあるので、効き目を見ながら処方薬の変更も行えます。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0061
まとめ
今回はテカリ・ニキビ肌を招く「オイリー肌」の原因とセルフチェック方法、スキンケア方法について解説し、オイリー肌に合った漢方薬をご紹介しました。
オイリー肌による肌トラブルでお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
オイリー肌による肌トラブルでお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
<この記事を書いた人>
皮膚科医 金城 里美
医師/薬剤師
東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。
皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。
医師/薬剤師
東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。
皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。