唇のカサカサや頭がぼーっとするのは「隠れ脱水」? 冬の正しい水分補給のコツ

冬に起こる原因不明の頭痛や集中力の低下は、もしかしたら「隠れ脱水」が原因かもしれません。

実は、隠れ脱水になりやすい季節です。

今回は、隠れ脱水見分け方や対策をご紹介します。

からだの不調が気になる人は、自分に当てはまっていないか、ぜひチェックしてみましょう。

冬場に起こりやすい「隠れ脱水」とは?

隠れ脱水
出典:shutterstock

隠れ脱水とは、からだの水分が減少している自覚がなく、脱水になりかけている状態のことを指します。

冬は空気が乾燥していて湿度が低いので、吐き出す息や皮膚から蒸発する水分が多くなる傾向があります。

しかし、暑い夏と違い、冬はのどの渇きや脱水症状を感じにくいため、隠れ脱水になる可能性が高いのです。

隠れ脱水の症状と見分け方のポイント

隠れ脱水の症状
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以下は、隠れ脱水によくある症状のチェックリストです。

  • 頭痛
  • 集中力の低下
  • 眠気
  • 皮膚や粘膜の乾燥
  • 足がつる
  • 胃もたれや胃の不快感
  • 便秘
隠れ脱水を見分けるポイントは、水分補給をして症状が和らぐかどうかです。

水分を十分に摂っても症状が改善されない場合、低血糖や貧血などほかの原因の可能性があるので注意しましょう。

冬場の正しい水分補給方法

水分補給
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隠れ脱水を防ぐには、正しい水分補給が大切です。

冬の水分補給は、下記のポイントを意識しましょう。

  • 1日1.5L程度の水を飲む
  • 2〜3時間おきに水分を摂る
  • 起床後、就寝前、入浴前後にはコップ1杯の水を飲む
利尿作用のあるカフェインが含まれるドリンクや、糖分が多いスポーツドリンクは水分補給にはおすすめできません。

水や白湯、ノンカフェインの麦茶などで水分を摂りましょう

隠れ脱水の予防法

次に、水分補給以外の隠れ脱水の予防法をご紹介します。

部屋の加湿

部屋の加湿
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冬は暖房器具を使う機会が多いですが、使用すると部屋の湿度が下がってしまい、からだの水分蒸散量が増えます。

暖房器具を使う際は、部屋を加湿して湿度を50〜70%ほどに保つようにしましょう。

食事からの水分補給

味噌汁
出典:shutterstock

こまめな水分補給をするために、食事の時間も活用しましょう。

汁物を献立に取り入れたり、柑橘類のような水分の多い果物をおやつにしたりすると、食事からも水分を補えます

漢方薬を飲む

漢方薬
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隠れ脱水対策には、漢方薬の活用もおすすめです。

脱水は、からだの水分蒸散量が増えること以外にも、体内の水分バランスの偏りや、水分を吸収し調整する胃腸の機能低下が原因で生じると考えられています。

からだの水分バランスを整えるには、「胃腸の機能を回復し、水分の吸収をよくする」「水分代謝を改善し、余分な脱水を防ぐ」「水分の循環をよくして体中に必要な水分を届ける」などの働きのある漢方薬を選びます。

漢方薬は根本からの改善を得意としているので、水分バランスの整ったからだを目指せるだけでなく、潤いのある肌、疲労やストレスに負けないからだも手に入れることができます。

また、自然由来の成分でできている漢方薬は、一般的に副作用が少ないとされているのも特徴です。

<からだの水分バランスを整えるのにおすすめの漢方薬>

五苓散(ごれいさん)

水の巡りを促し、からだの水分バランスを整えることで、むくみ、下痢、嘔吐、頭痛などの症状に幅広く用いられます。

のどが渇き、尿量が少ない人におすすめです。

六味丸(ろくみがん)

水分代謝を改善して、むくみ、排尿困難、頻尿などにも用いられます。

疲れやすく、口の渇きがある人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬の効果を最大限に高めるには、自分の体質や症状に合ったものを選ぶことが重要です。

合っていなければ、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるために、漢方専門の薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

最近では、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用して、個人に効く漢方薬を見極め、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方相談も登場しています。

自分に合う漢方薬を、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる便利なサービスなので、気軽に利用してみましょう。

体質診断から漢方薬の購入までスマホ1台ですべて完結でき、家にいながら専門的なサービスを受けられます。

漢方医師による定期的な経過観察もあるので、効き目を見ながら処方薬の変更も行えます。

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正しい水分補給や予防法で隠れ脱水を防ごう

隠れ脱水は、正しい水分補給や予防を行うことで対策が可能です。

また、からだの水分バランスの乱れには、専門家に相談して漢方薬を活用するのもいいでしょう。

隠れ脱水を防いで、寒い季節も元気に過ごしましょう!

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

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投稿者プロフィール

あんしん漢方メンバー

■あんしん漢方
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不調改善スペシャリスト/医師・薬剤師  

西洋薬と漢方に精通した医師や薬剤師のプロフェッショナル集団です。AIを活用した研究と各種メディアでの不調改善方法を発信しています。実践として「効く漢方薬」を、スマホ一つで、お手頃価格で入手できるオンライン相談サービス「あんしん漢方」を運営しています。

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