このウィークリーコラムでは次の大会を迎える150日後まで肉体改造に取り組み、効果があった取り組み・なかった取り組みなどを紹介しています。
うすうす感づいてはいたのですが、ボディメイクの世界でステージに立ってみて改めて気付かされました。
私の脚、パンッパンだなあと。
バンビ脚のボディメイク美女が溢れるベストボディ・ジャパン(ボディメイクコンテスト)の舞台。
ここで戦っていくには、幼少期から育てた自慢の大根脚に別れを告げる必要があると感じました。
部分痩せは可能??脚痩せ大作戦
はじめてのボディメイクコンテスト出場より約10ヶ月経っての結論。
「部分太りの原因解消」に一番効果を感じました。
部分太りの原因とは
寝てるとき以外は必ず立つ/座る/歩くのいずれかを行い、常に筋肉で体重を支えている状態です。
こういった日常動作で使う筋肉は、姿勢の悪さにより偏りが生じます。
筋肉が部分的に使われない状態となると、身体の中で日常的に動かさない場所がでてくるため、そこは脂肪がつきやすい「部分太りの原因箇所」といえます。
前回記事[パーソナルは良い自己投資!?]で載せた写真がありますので 先週のコラムもご覧ください。
↑前ももの筋肉に頼ってのしのし歩いてます。
前ももの筋肉(大腿四頭筋)は人体で最も体積の大きい筋肉であるため、大きい筋肉で体重を支える楽さから、特に女性は段々と前ももの力で歩く癖がついてしまいがちなんだそうです。
前ももの筋肉は本来階段をのぼるなど、脚を引き上げる動作に使われます。
「全身運動」であるはずの歩行も、前もものパワーで行うと「脚上げ体操」に。
前腿の筋肉は育ってパンパン。
それ以外の使われていない部位、私の場合は足首なんかが脂肪充実ゾーンに。
こうして日常の中に大根脚をすくすく成長させる環境が整っていました。
歩き方の改善
いっぱい検索しました。
動画なんかも沢山視聴して。
でもわからなかったのです、「ただしい歩き方」。
なのでベストボディ・ジャパンの公式レッスンには足しげく通いました。
そして「歩き方」を習い、思った事。
歩くのって滅茶苦茶お尻使う。
ウォーキングのレッスンではよく「お腹で脚を引き上げるように」とか「背中まで脚だと思って」といった感じで、上半身から脚があがるようにと教わります。
「上半身から~」はとても上位レベルのお話で、私はその前々々々々段階。
身体の前側で使っていた脚を、後ろ側で動かせるようにする所から矯正しました。
この時点でトレーニングを始めてから1年、日々各所筋肉へ負荷をかけていましたが、ウォーキングレッスン後はふくらはぎ/内もも/お尻の筋肉が痙攣状態。
日常動作でどれだけ筋肉が使えていなかったのか、反対に日常動作にどれだけ運動効果があるのかを実感しました。
普段の歩きでも意識的に「脚上げをしない」「後ろ足で蹴り出す」を意識して歩きました。
慣れるまでは歩くのが遅くなり、一度仕事に遅刻しました。
そうこうしている間に、気付けば膝を曲げずに歩けるようになっていました。
日常的に脚全体を使えるようになった事で、パンパンだったボディラインにも変化が。
コアな話ですが、うまれてはじめてアキレス腱周辺の骨を目視できるようになりました。
結局のところ部分痩せって可能なの?
部分痩せは…
できません…!!!!
脂肪を減少させる際、狙った部分の脂肪を落とす事はほぼ不可能だと思われます。
(※私見)
でも脂肪の減少が疎外されている部分、「部分太りの原因」を取り除く事は可能です。
根本原因の解消をした上で、しっかり身体を動かしていく。
日常の中でできる努力でワンランク上のボディライン、目指していきましょう!
著者のプロフィール
とまる ゆき(本名:渡丸 優生)
1990年生まれ。東京都出身。 美術大学卒業後、ゲーム分野のクリエイターとして活動。 2016年より不動産販売会社にて事務職に就いたはずが、新規事業立上の担当となりデザインから運営までを行うようになる。 2022年に現在の収益不動産事業会社に転職。 2023年4月に人生で初めて出場したベストボディ・ジャパン千葉県大会にて5位入賞する。
この記事を書いた人
Cinderella Fit 編集部
「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。
美容メディア CINDERELLA FIT
運営会社 Beauty&Technologies