【薬剤師監修】海外で人気の16時間断食!「オートファジーダイエット」の効果的な方法!

今注目されているオートファジーダイエット

シンプルかつ効率のいいダイエットとして、海外でも人気が高まっています。

今回の記事では、オートファジーダイエットの基本情報から、オートファジーダイエットの方法、漢方との併用まで解説します。

オートファジーダイエットとは

メジャーとフォーク
出典:Unsplash

オートファジーダイエットは、別名「16時間ダイエット」とも呼ばれている方法です。

睡眠時間を含めて16時間断食をするだけというかなりシンプルなものです。

「オートファジー(Autophagy)」とは、直訳すると「自食作用」で、細胞が老廃物や悪玉タンパク質などを分解し、再利用することをいいます。

人間のからだは、通常、糖質をエネルギーとするブドウ糖代謝で活動しています。

しかし、おなかに食べ物が入っていない時間が続くと、からだは中性脂肪をエネルギーとするケトン体代謝に変わります。

本来、ケトン体代謝に変わるためには18時間の断食が必要とされていますが、からだへの負担やストレスを考え、16時間としているのが一般的なオートファジーダイエットです。

オートファジーダイエットを行うことで、胃腸が休まり腸内環境が整ったり、免疫力がアップしたり、消化機能の向上や、血行改善効果があるといわれています。

その反面、筋肉量の減少による基礎代謝量低下の可能性や、空腹のつらさ、食事可能時間にドカ食いしやすいといったマイナス面も存在します。

オートファジーダイエットの方法

食事
出典:Pixabay

オートファジーダイエットはどの時間帯に行ってもいいダイエットです。

たとえば、朝10時から夕方18時までの8時間を自由な食事時間として、残りの16時間を断食します。

「夕食はもう少し遅めに食べたい」という方は、2時間ずらして昼の12時から夜の20時に設定すればOKです。

食事の回数は、2回が基本です。

1日3食から1食を抜くので、つらいと感じてしまうかもしれません。慣れないうちは、2食分を3食に分けて食べるのもいいでしょう。

ダイエットを断念する理由の多くが、「好きなものを食べられない」という苦痛ですが、オートファジーダイエットは、「何を食べてもいい」ダイエットです。

もし16時間断食が耐えられない場合は、12時間、14時間と、徐々に伸ばしていき、からだを慣らしていきましょう。

オートファジーダイエットには漢方の併用もおすすめ

漢方薬
出典:Pixabay

オートファジーダイエットと併用したいのが漢方薬です。

漢方薬は直接的に痩せるダイエット薬ではありませんが、体質を整えることで、代謝を改善させることができます。

オートファジーダイエットと併用するならまず、どんな体質や原因で太っているのかを見極める必要があります。

ストレス、ホルモンバランスの乱れによるもの、水分代謝に問題がある場合など、要因に併せた漢方薬を選びましょう。

<オートファジーダイエットの併用におすすめの漢方薬>

大柴胡湯(だいさいことう)

ストレス太り、やけ食いをしてしまう方に適した漢方薬です。
からだにたまった余計な熱を冷ますことで、肝(肝臓、膵臓、胆のうなど)のはたらきをアップさせ、脂質代謝を促進します。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

女性特有のホルモン変動による不調を改善する漢方薬です。
女性特有の不調を整え、健康的なからだをめざせます。
からだの不足した栄養を補い、熱を発散させることで、イライラなども解消します。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

色白で、ぽっちゃりした水太りタイプに適している漢方薬です。
水分代謝を正常にし、余分な水分を排出することで、むくみを改善します。


漢方薬は、植物や鉱物など、自然に存在する生薬を組み合わせてできています。

西洋薬と比べて副作用が起きにくいといわれていますが、体質に合っていないと、どんな素晴らしい漢方薬でも本来の効果を発揮できません。

漢方薬で不調を改善したい場合は、自己判断せずに、漢方の専門家である医師や薬剤師に、体質に適切な漢方薬を選んでもらいましょう。

体質診断から漢方薬の購入までスマホ1台ですべて完結でき、家にいながら専門的なサービスを受けられます。

漢方医師による定期的な経過観察もあるので、効き目を見ながら処方薬の変更も行えます。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0061

不安な面がある場合は医師などに相談を

オートファジーの仕組みを利用したダイエット法は、まだ研究が進んでおらず、医学的根拠に乏しい側面もあります。

また、体質などによっては不向きな場合もあるので、不安を感じる場合はかかりつけの医師や管理栄養士などに相談してください。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-Youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
おすすめキーワードダイエット

投稿者プロフィール

あんしん漢方メンバー

■あんしん漢方
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不調改善スペシャリスト/医師・薬剤師  

西洋薬と漢方に精通した医師や薬剤師のプロフェッショナル集団です。AIを活用した研究と各種メディアでの不調改善方法を発信しています。実践として「効く漢方薬」を、スマホ一つで、お手頃価格で入手できるオンライン相談サービス「あんしん漢方」を運営しています。

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