パサつきが気になる切れ毛や、うねってまとまらないくせ毛は、生まれ持った髪質だけが原因ではありません。
切れ毛・くせ毛は、セルフケアで髪質が改善できる可能性があります。
そこで今回は、切れ毛・くせ毛がひどくなる原因と自分でできる対処法、髪質改善におすすめの漢方薬をご紹介します。
切れ毛・くせ毛は、セルフケアで髪質が改善できる可能性があります。
そこで今回は、切れ毛・くせ毛がひどくなる原因と自分でできる対処法、髪質改善におすすめの漢方薬をご紹介します。
切れ毛・くせ毛がひどくなる原因

切れ毛・くせ毛が悪化する原因は、主に下記の3つです。
髪の毛の乾燥
ドライヤーの熱や、湿度が低い環境などで髪の毛の表面が乾燥すると、キューティクルが開くことで内部の水分が減少します。
水分が減った髪は、パサつきや広がり、うねりが出やすくなります。
さらに、髪の耐久性も落ちているので、すぐに枝毛や切れ毛になってしまうのです。
水分が減った髪は、パサつきや広がり、うねりが出やすくなります。
さらに、髪の耐久性も落ちているので、すぐに枝毛や切れ毛になってしまうのです。
ダメージを受けやすい髪質
繊細で弱い髪質の場合、同じ刺激でも髪質が丈夫な人よりもダメージを受けやすく、切れ毛が起きやすくなります。
生まれつきの髪質以外にも、過度なパーマやカラーを繰り返すことも、繊細で弱い髪質になってしまう原因のひとつです。
生まれつきの髪質以外にも、過度なパーマやカラーを繰り返すことも、繊細で弱い髪質になってしまう原因のひとつです。
栄養不足
たんぱく質やビタミン類B群など、髪の毛の成長や健康維持に必要な栄養が不足すると、髪は乾燥し弱くなるのでくせ毛や切れ毛が増える可能性があります。
くせ毛・切れ毛の対処法
ここからは、自分でできるくせ毛・切れ毛の対処法を3つご紹介します。
シャンプーの頻度や方法を見直す

シャンプーの方法によって、髪の蓄積ダメージは大きく変わります。
シャンプーをするときは、以下のことに気をつけましょう。
また、1日に何度も洗ったり何日も洗わない状態が続いたりすると、頭皮のトラブルが起きやすくなります。
シャンプーの頻度は、1日1回を目安にしましょう。
シャンプーをするときは、以下のことに気をつけましょう。
- 洗う前にブラッシングをする
- 38℃前後のぬるま湯で洗う
- シャンプーをしっかり泡立てる
- 爪を立てない
- 力を入れすぎない
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
また、1日に何度も洗ったり何日も洗わない状態が続いたりすると、頭皮のトラブルが起きやすくなります。
シャンプーの頻度は、1日1回を目安にしましょう。
髪をしっかり乾かす

濡れた髪は水分が蒸発しやすく、刺激に弱い状態です。
そのままにしておくとダメージになり、切れ毛・くせ毛の原因になります。
髪を洗った後は、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ドライヤーを使う際は、タオルで髪の水気を取った後に、熱風で髪を傷めないように20〜30cmほど離して乾かすのがポイントです。
そのままにしておくとダメージになり、切れ毛・くせ毛の原因になります。
髪を洗った後は、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ドライヤーを使う際は、タオルで髪の水気を取った後に、熱風で髪を傷めないように20〜30cmほど離して乾かすのがポイントです。
オイルトリートメントをする

乾燥して切れ毛やくせ毛になっている人は、オイルタイプのトリートメントを選びましょう。
オイルが髪表面をおおうことで、湿気や乾燥で髪がパサついたり広がったりするのを防いでくれます。
オイルトリートメントはつけすぎるとベタつくので、様子を見ながら少量ずつつけるようにしましょう。
オイルが髪表面をおおうことで、湿気や乾燥で髪がパサついたり広がったりするのを防いでくれます。
オイルトリートメントはつけすぎるとベタつくので、様子を見ながら少量ずつつけるようにしましょう。
髪質に悩む方には漢方もおすすめ

髪質に悩む方には、漢方もおすすめです。
切れ毛やくせ毛は、ホルモンバランスの乱れや、頭皮や髪への血流不足、ストレス、睡眠不足などが原因と考えられます。
髪質の改善には、
漢方薬は、髪や頭皮を根本から改善することを得意としているため、潤ったまとまりのある髪質を目指せます。
また、抜け毛や薄毛などにもアプローチできるでしょう。
体質改善のために栄養バランスのいい食事や運動を続けるのは大変という人も、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、無理なく継続できるでしょう。
切れ毛やくせ毛は、ホルモンバランスの乱れや、頭皮や髪への血流不足、ストレス、睡眠不足などが原因と考えられます。
髪質の改善には、
- ホルモンバランスの乱れを改善する
- 血流をよくして頭皮や髪の毛を作る細胞に栄養を届ける
- 自律神経のバランスを整えてストレスを緩和し、睡眠の質を改善する
漢方薬は、髪や頭皮を根本から改善することを得意としているため、潤ったまとまりのある髪質を目指せます。
また、抜け毛や薄毛などにもアプローチできるでしょう。
体質改善のために栄養バランスのいい食事や運動を続けるのは大変という人も、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、無理なく継続できるでしょう。
<髪質を変えたい方におすすめの漢方薬>
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
「血(栄養)」が不足している人の血流を促進したり、からだを温めたりして、ホルモンバランスの乱れに働きかけます。
冷え症で疲れやすく、貧血傾向にある方におすすめです。
冷え症で疲れやすく、貧血傾向にある方におすすめです。
・ 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
体力がなく冷えが気になる人の、疲労や貧血などに用います。
「気(エネルギー)」や「血(栄養)」を補って、気力・体力の回復をサポートし、頭皮や髪にも栄養を与える働きが期待できます。
「気(エネルギー)」や「血(栄養)」を補って、気力・体力の回復をサポートし、頭皮や髪にも栄養を与える働きが期待できます。
・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
「補気」「補血」を目的にした漢方薬で、疲労倦怠や貧血に用いられます。
からだを温め、血流を促し、頭皮や髪に栄養を届ける働きが期待できます。
からだを温め、血流を促し、頭皮や髪に栄養を届ける働きが期待できます。
<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>
漢方薬の効果を最大限に高めるには、自分の体質や症状に合っているかが重要なポイントです。
合っていなければ、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分に合う漢方薬を見極めるためには、漢方専門の薬剤師の力を借りるのがおすすめです。
最近では、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用して、個人に効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」のようなオンライン漢方相談も登場しています。
自分に合う漢方薬を、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる便利なサービスなので、気軽に利用してみましょう。
合っていなければ、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分に合う漢方薬を見極めるためには、漢方専門の薬剤師の力を借りるのがおすすめです。
最近では、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用して、個人に効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」のようなオンライン漢方相談も登場しています。
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切れ毛・くせ毛をケアして美髪へ
切れ毛やくせ毛は、日頃のヘアケアの仕方を意識するだけで改善が目指せます。
また、切れ毛やくせ毛になりにくい髪質を目指すために、専門家に相談して漢方薬を活用するのもいいでしょう。
切れ毛・くせ毛をケアして美髪になりましょう!
また、切れ毛やくせ毛になりにくい髪質を目指すために、専門家に相談して漢方薬を活用するのもいいでしょう。
切れ毛・くせ毛をケアして美髪になりましょう!
<この記事を書いた人>
あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。