ズルズル鼻水・鼻づまりは「ワキもみ」で解消!?症状別にみる鼻炎対策

鼻水鼻詰まりは、集中力が低下したり、鼻まわりが荒れたりするので困りますよね。

また、鼻水鼻詰まりがつらいけれど、眠くなるから鼻炎薬が使えないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、鼻水鼻詰まりの主な原因や、鼻炎薬を使わない対策法をご紹介します。

鼻水・鼻詰まりの主な原因

鼻詰まり
出典:shutterstock

鼻水・鼻詰まりが起こる主な原因は下記の3つです。

かぜに伴う鼻炎

鼻水・鼻詰まりは、細菌やウイルスなどのからだにとっての異物を洗い流したり、侵入を防いだりするための防御反応です。

かぜに伴う鼻炎は、初期はウイルスを洗い流すために透明のサラサラした鼻水が多いのが特徴です。

その後、ウイルスと戦った免疫細胞や粘膜組織の死がいが混ざった色つきの粘り気のあるものに変わっていきます。

よって、かぜのときは、初期は鼻水、数日経つと鼻詰まりが気になる方が多い傾向にあります。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、本来からだに無害なものに防御反応が出てしまい、鼻水や鼻詰まりの症状が出ることです。

時間が経ってもネバネバした鼻水にならずに、鼻に侵入してきた異物(花粉やハウスダスト)を洗い流そうと、サラサラした鼻水が続きます。

副鼻腔炎

副鼻腔炎は、副鼻腔という鼻のまわりにある骨の空洞部分に細菌が侵入し、炎症を起こしたものです。

黄色や緑など色のついた粘り気のある鼻水や、炎症による鼻詰まりだけでなく、痛みや倦怠感が出ることもあります。

慢性化して蓄膿症になると、合併症や鼻の悪臭などが起こる可能性があるので、副鼻腔炎は早めの対処が必要です。

【症状別】鼻炎症状への対策法

鼻炎症状
出典:shutterstock

次に、鼻炎症状別の対策法をご紹介します。

鼻水・鼻詰まり

鼻水・鼻詰まりで鼻のとおりが悪いときは、ツボ押しやワキ揉みがおすすめです。

左右の小鼻のすぐ横にあるくぼみの部分「迎香(げいこう)」を刺激すると、鼻がスッキリするといわれています。

やり方は、指で迎香を10秒ほど強めに押したらパッと離すのを5回ほど繰り返すだけです。

また、ワキを揉むとからだの反対側の交感神経の働きが高まるので、鼻粘膜の血管が収縮し、鼻の通りがよくなる効果が期待できます。

詰まりが気になる鼻の反対のワキを揉んだり、ペットボトルを挟んで圧迫したりしましょう。

鼻がにおう

鼻のにおいが気になるときは、鼻うがいでスッキリさせましょう。

鼻粘膜を傷つけないように、鼻うがいは生理食塩水で行い、回数は1日に2〜3回までが目安です。

気軽に鼻うがいをしたいなら、市販の専用液や専用器具を活用するのもいいでしょう。

ただし、においが強い場合は副鼻腔炎の可能性もあるので、一度医療機関を受診するのがおすすめです。

鼻水が喉にまわる

鼻水が喉にまわる後鼻漏(こうびろう)は、鼻水吸引で対処しましょう。

鼻の奥の鼻水を上手に吸いとるには、吸引ノズルを上向きに差し込んだあと、水平に近い角度にして少しずつ向きを変えて吸うのがポイントです。

鼻粘膜を傷つけないために、ノズルは強く差し込まず、軽く鼻の穴に当てるだけにして、あまり強い力で吸引するのは避けましょう。

鼻水・鼻詰まり対策におすすめの漢方

漢方
出典:shutterstock

鼻水・鼻詰まり対策には、漢方薬の活用もおすすめです。

漢方薬のなかには、「鼻水」「鼻づまり」などに効果が認められているものがあり、耳鼻科で自然由来の治療としても使われています。

鼻水・鼻詰まりの改善には、

  • 血流をよくして鼻粘膜の免疫力を高める
  • 鼻の粘膜の炎症を和らげる
  • 水分の循環をよくして鼻水を抑える
  • 消化・吸収機能をよくして抵抗力を高める
などの働きのある漢方薬を選びます。

漢方薬は西洋薬とは異なり、眠たくなりません。

また、鼻炎症状に対する対症療法ではなく、根本からの体質改善を目指すことができます。

さらに、漢方薬は自然由来の成分でできているため、一般的に副作用が少ないとされているのも特徴です。

<鼻水・鼻詰まりにおすすめの漢方薬>

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

からだにたまった余分な水分を乾かしながら、水分代謝を促すことで、鼻水を落ち着かせます。

水っぽい鼻水や鼻炎におすすめです。

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

血行を促して熱を冷まし、鼻詰まりに働きかけます。

比較的体力がある方の鼻詰まりや副鼻腔炎、慢性鼻炎におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬の効果を最大限に高めるには、自分の体質や症状に合ったものを選ぶことが重要です。

合っていない場合、効果を感じられないだけでなく、副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方専門の薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

最近では、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用して、個人に効く漢方薬を見極める「あんしん漢方」などのオンライン漢方相談も登場しています。

自分に合う漢方薬が、お手頃価格で自宅まで郵送される便利なサービスなので、気軽に利用してみましょう。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0108

セルフケアで鼻をスッキリさせよう

鼻水・鼻詰まりは、症状に合ったセルフケアで対策が可能です。

また、専門家に相談して漢方薬を活用するのもいいでしょう。

鼻水・鼻詰まりをケアして、スッキリした気分で過ごしましょう!

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0108

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投稿者プロフィール

あんしん漢方メンバー

■あんしん漢方
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不調改善スペシャリスト/医師・薬剤師  

西洋薬と漢方に精通した医師や薬剤師のプロフェッショナル集団です。AIを活用した研究と各種メディアでの不調改善方法を発信しています。実践として「効く漢方薬」を、スマホ一つで、お手頃価格で入手できるオンライン相談サービス「あんしん漢方」を運営しています。

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