「イライラや眠気は“かくれ低血糖”が原因かも?」低血糖になりやすい人の特徴を解説

原因不明のからだの不調は、もしかしたら「かくれ低血糖」が原因かもしれません。

かくれ低血糖は、震えや動悸などの低血糖の自覚症状が出にくいのが特徴です。

今回は、かくれ低血糖の原因対策をご紹介します。

からだの不調が気になる人は、自分に当てはまっていないかぜひチェックしてみましょう。

かくれ低血糖とは?

かくれ低血糖
出典:shutterstock

かくれ低血糖とは、震えや動悸などの低血糖の自覚症状が目立たず、血糖値の低下に気づいていない状態のことをいいます。

睡眠中や血糖値の低下がゆるやかなときに起きやすく、繰り返すと慢性的な疲労感や認知機能の低下など、さまざまな不調につながるといわれています。

かくれ低血糖の症状チェックリスト

以下は、かくれ低血糖によくある症状のチェックリストです。

  • 疲労感
  • めまい
  • 集中力・思考力の低下
  • 眠気
  • 脱力感
  • 不安感
低血糖により脳や筋肉がエネルギー不足になると、このような症状が起きやすくなります。

しかし、かくれ低血糖は健康診断では見つけにくいので、原因不明と判断されやすいのです。

低血糖になる原因

低血糖になる主な原因として、糖尿病の治療薬による影響があげられます。

ほかにも、食事(とくに炭水化物)量の少なさ、糖質の過剰摂取、ビタミン・ミネラルの不足、飲酒、空腹時の激しい運動なども低血糖につながる可能性があります。

かくれ低血糖の対策

食事
出典:shutterstock

次に、かくれ低血糖の対策を3つご紹介します。

食事の回数を増やす

低血糖になりやすい人は、少量の食事を1日5〜6回摂るのがおすすめです。

数時間おきに、小さめのおにぎりやいも類、たんぱく質が豊富な食べ物を摂取しましょう。

チョコレートやケーキなど油分を多く含むお菓子は、糖分の吸収を妨げ、低血糖を悪化させる可能性があるので、日常的に食べるのは避けたほうがよいでしょう。

腸内環境を改善する

腸内環境が悪いと、食事から摂取した糖分を十分に吸収できません。

糖分の吸収率を高めるために、食物繊維や乳酸菌を積極的に摂って善玉菌を増やし、腸内環境の改善を目指しましょう。

必要な栄養素を摂る

糖分は、細胞内のミトコンドリアの働きで、脳や筋肉を動かすエネルギーに変わります。

かくれ低血糖の症状を緩和するには、ビタミンB群や鉄分、マグネシウムなど、ミトコンドリアの働きを助ける栄養素を摂りましょう。

体質改善には漢方もおすすめ

漢方
出典:shutterstock

だるさや不眠など、なんとなく調子が悪いのに、原因がわからない状態を「不定愁訴」(ふていしゅうそ)といいます。

このような不調の改善には、からだの内側からバランスを整える漢方薬がおすすめです。

かくれ低血糖などの不定愁訴には、「代謝を上げて、運動効率を向上させる」「自律神経のバランスを整え、ストレスを緩和し、睡眠の質を上げる」などの働きのある漢方薬を選びます。

漢方薬は、西洋薬のような対症療法ではなく、心とからだのバランスを整えることを目的としています。

足りない栄養を補うだけでなく、消化・吸収の機能を回復し、必要なところに酸素と栄養を届ける手助けをすることで、疲れやだるさの根本的な改善を目指すことが可能です。

<不定愁訴でお悩みの方におすすめの漢方薬>

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

「気」を補い巡らせることで、疲労・倦怠感に働きかけます。

体力がなく、胃腸が弱っている人におすすめです。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

「血(けつ)」を補い巡らせることで、冷えや貧血を伴う倦怠感に働きかけます。

冷え症で疲れやすく、貧血症状のある人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬の効果を最大限に高めるには、自分の体質に合ったものを選ぶことが重要です。

自分の体質や症状に合っていなければ、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が起こることもあります。

漢方薬を選ぶ際は、漢方専門の薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

最近では「あんしん漢方」のようなオンラインでの漢方相談も登場しています。

自分に合う漢方薬を、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる便利なサービスなので、気軽に利用してみましょう。

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かくれ低血糖対策をして元気に過ごそう!

かくれ低血糖は、食事や腸内環境の改善によって対策が可能です。

また、かくれ低血糖のような原因不明のからだの不調には、専門家に相談のうえ漢方薬を活用するのもおすすめです。

からだの不調をそのままにせず、元気を取り戻しましょう!

<この記事を書いた人>

医薬品登録販売者 円山 真由佳(えんやま まゆか)

約8年間ドラッグストアで医薬品登録販売者として従事。美容薬学・アロマテラピーに関する資格を取得し、インナーケアや女性の不調ケアを得意とする。市販薬の使い分け方を広めるべく2022年から執筆業を開始。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0102

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投稿者プロフィール

あんしん漢方メンバー

■あんしん漢方
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不調改善スペシャリスト/医師・薬剤師  

西洋薬と漢方に精通した医師や薬剤師のプロフェッショナル集団です。AIを活用した研究と各種メディアでの不調改善方法を発信しています。実践として「効く漢方薬」を、スマホ一つで、お手頃価格で入手できるオンライン相談サービス「あんしん漢方」を運営しています。

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