ベランダのDIY特集!賃貸でもOKな簡単DIY方法を紹介!

更新日:2021年10月7日


コロナ禍のステイホーム期間ですっかり家にいることが多くなりました。なかなか遠出もできないけど、家にいながらでも何か楽しめるものはないか…そんな風に考えられる方も多いことと思います。

そこで自宅をより楽しく過ごすために、ベランダをDIYしている方が急増しています。魅力的なキャンプの「グランピング」を自宅のベランダで楽しむ「べランピング」が今、密かなブームなんですよ。

ちょっとしたカスタマイズで、アウトドアやキャンプのような旅行気分を味わうのも楽しいですよね。

今回はベランダのDIYについてご紹介します。 持ち家はもちろん、賃貸でもできる方法がありますので、最後までチェックしてくださいね!

ベランダのDIYで改装する箇所


DIYとは「do-it-yourself」(ドゥーイットユアセルフ)の略で、専門業者ではない一般の普通の人が、日曜大工のように自分自身で戸棚や踏み台などを作ったり、リフォームを行うことを言います。

そのDIYを自宅のベランダでやってみましょう。「やったことない人でも自分でリフォームできるの!?」と思われそうですが、トライしてみると意外にも簡単です。

まずはどこから手をつけるべきかご紹介しましょう。改装できる箇所をそれぞれご紹介します。

まずは最も面積の広い床。目に入りやすいので、床を変えるだけで一気にイメージを変えられます。多くの床はコンクリートがむき出しの状態で、殺風景なものです。最初に着手するのにおすすめです。

また、水平で平らな板状なので手軽に変えられます。凹凸のある部分よりはサイズを測るのも簡単です。クッションフロアやフロアタイルなど、種類も豊富で選ぶのも楽しいですよ。

壁・柵

室内と外界との境い目になる外壁や、廊下などを仕切る内壁、間仕切り壁などもDIYにうってつけのポイントです。

「壁紙の張替えって難易度が高そう」
「空気が入って、ボコボコの状態になるのでは?」
と思いがちですが、初めての方でも簡単にできる壁紙があります。

また壁紙だけでなく、いろんなアイテムで覆い隠したり、飾ったりすることで、元の殺風景な状態ではなくなります。アイデア次第でいろいろと楽しめますよ。

柵は鉄や木材などを立て並べた囲いなので、DIYすることで目隠しできる効果があります。ご近所からの目が気になる方は一石二鳥。置くだけのフェンスや、本格的に建てつけるものまでいろんな選択肢があります。

アパートやマンションなどでよくある無機質なパネルもやってみると、イメージを大きくチェンジできます。コンクリートの壁などもカスタマイズ次第で、大きく変わりますよ。

家具・インテリア

床と壁をカスタムしたら、最後にインテリアにこだわってみましょう。木製のチェアーやテーブル、観葉植物なども置くとリゾートっぽさが生まれます。

アウトドアショップや家具屋さんなどで、椅子、テーブル、台、ハンモック、パラソルなどを探してみましょう。雑貨屋さんや100円ショップではランタンやランチョンマット、キャンドル、ミニライトなど安くてかわいいアイテムが見つかりますよ。

最初にインテリアから手をつけて、あとから床や壁を考えてもOK。一歩踏み出すのにはちょうど良いかもしれません。

ベランダのDIY方法【床】

ベランダの床のDIY方法をご紹介します。ウッドデッキ、人工芝、デッキパネルなど具体的なアイテムもチェックしてくださいね。

デッキパネルと石


【デッキパネルで床の印象をガラリとチェンジした例】
ブラウンカラーのデッキパネルを使っておしゃれにリフォームした例です。デッキパネルとは、天然木や人工木などの素材でつくられた床にはめるパネルのこと。 女性でも軽々持てるくらいの重さなので、簡単に敷き詰めることができます。

ジョイント式になっているので、置いて並べるだけの手軽さも魅力。きれいに繋がる上に、ベランダやバルコニーの風景が一変しますよ。 コンクリート造りの殺風景なベランダがスタイリッシュに変身するので、とても人気があります。

石は玉砂利と呼ばれる日本建築によく見られるものです。白や黒、五色石などさまざまな種類があるので、完成のイメージに合わせて色を選びましょう。

今回使ったのはイエロータンブルと言われるガーデニング用の玉砂利です。角丸のタンブル仕上げなので危なくありません。デッキパネルで埋まらなかった空間に敷き詰めることで、おしゃれに決まります。

デッキパネルを何枚も購入するとコストがかかるので、玉砂利を敷くのは価格を抑える上でもおすすめです。

【ここがポイント】
エアコンの室外機は、どうしても生活感が出てしまうもの。そこでブラウンカラーのすのこを使って、上手に隠しました。上にローズマリーの鉢を乗せて、おしゃれな感じ。

違和感がなくなり、イエローがアクセントカラーとして効いていますね。

ウッドデッキとガーデンストーンチップでおしゃれに


【ウッドデッキとガーデンストーンチップを使った例】
ぬくもりを感じさせる、アカシアの天然木を使ったウッドデッキを敷き詰めた例。豊かな風合いは、他のものには変えられない価値があります。やや値は張りますが、手入れが簡単なので手間をかけたくない方におすすめです。

【ここがポイント】
クーラーの室外機部分を避け、下にガーデンストーンチップを並べました。ガーデンチップとは、元々花壇や木の根元に敷く小さめの石で、見栄え良く仕上がります。

たくさんの観葉植物と、インテリア使いが上手な例です。

100均アイテムをうまく使った例


【100均アイテムをうまく使った例】
デッキパネルはなんとダイソーの商品。ジョイント用の金具などはついていないので、並べるだけですが100円なのは嬉しいところ。コストが気になる方も手を出しやすいですよ。

ただ、風の強い日は飛ばされてしまう可能性があるので注意してください。すぐに外せるので、台風や大雨の日は家の中に入れましょう。

【ここがポイント】
人工芝は値段の割に見た目がナチュラル。触り心地も良いので、素足で出ても気持ち良く過ごせます。カットや水やりの必要がないので手軽です。なかなかレジャーに出かけられない中、家の中でちょっとした自然を感じられます。

ウッドパネル☓コンクリート


【ウッドパネル☓コンクリート】
コンクリートウッドパネルをベランダの中心に敷き詰め、隙間は埋めずあえてコンクリートを見せた例。広いベランダだからできる配置です。観葉植物をいくつか飾って、まとまりよく仕上がっています

ゆったり寝転んでもリラックスできそうですね。猫ちゃんと一緒にまったりとしたひとときが過ごせそう。

白のデッキパネルと自作のプランターボックス


【白のデッキパネルと自作のプランターボックスを使った例】
白のデッキパネルをベースに、ヴィンテージ感のあるインテリアを上手に使った例。GARDENと書かれた鉢カバーのボックスは何と手作りなんだそう。

作り方は、まず合板にオールドウッドのワックスを塗ります。カラーはアンティークグレーをチョイス。こなれた風合いを出します。それを組み立て、ミルクペイントというガーデン用のペンキで白く塗り、ステンシルを使って文字をプリントしました。

木の枠をボンドで頑丈に固定し、中に植物のプランターを入れたら完成!棚の隙間を上手に埋めて、お店のようなおしゃれ感が満載です。

人工芝


【人工芝で見た目を一変した例】
元はコンクリートの床で無機質だった空間が、一気におしゃれな雰囲気に。人工芝は耐久性があり、賃貸でも簡単にグリーンを取り入れられるのがメリットです。室外機に乗せれば、生活感を隠せて一石二鳥。

柵にはすだれを付けて、涼しげにまとまっています。

【ここがポイント】
白のアウトドアチェアーが、グリーンに良く映えます。軽くて持ち運びやすく、ハンモックのような座り心地。やわらかな日差しを感じながら、ゆったりくつろげますよ。

ベランダのDIY方法【壁・柵】

次に面積の大きい壁や柵をDIYしてみましょう。具体的な使用アイテムやその材質もチェックしてくださいね。

ウッドボード


【ミルクペイントを使ったウッドボード】
ウッドボードのヴィンテージ感がまるでカフェのような雰囲気。ミルクペイントを使って、何とも味のあるおしゃれな空間に仕上げています。

ガラス瓶や小物、観葉植物を飾ることができるので、楽しみ方も広がります。ウッドボードはガーデニングが好きな方にもおすすめです。

フェンスにすだれを付けて 夏も涼し気


柵にすだれを付けると、暑さ対策になり見た目も一気に変えられます。夏は涼し気になり、床のウッドデッキとの相性も◎。

大き目のすだれとワイヤーさえあれば、すぐに取り入れられるので手軽です。木製のトレーを使って観葉植物を置くのも良いアイデアですね。

板をたくさん使って外からの目線を遮断した例


【板をたくさん使って外からの目線を遮断した例】
板を白くペイントして、高さを変えてDIYした例。外からの目線も遮断されて、材料費もほとんどかかりません。

星のガーランドやランタンを飾って、うまくまとめています。

すのこに板をプラスして、インテリアを置いた例


【すのこに板をプラスして、インテリアを置いた例】
ペンキ塗りが面倒という方は、そのまますのこを立ててみましょう。すのこっぽさを感じないほど、ウッドな雰囲気になりますよ。

丸見えなフェンスも遮断できて、細かい板を差し込むことで棚も作れます。

ワイヤーネット☓ナンバープレートでアメリカンテイスト


【ワイヤーネット☓ナンバープレートでアメリカンテイスト】
100円ショップなどで売ってるワイヤーネットとフェイクグリーンで壁をにぎやかにした例。ワイヤーネットはすぐに手に入るので、気軽に始められます。

ナンバープレートやランタンなどもランダムに並べてアメリカンな雰囲気に。ダイソーで購入できるので、ぜひトライしてみましょう。

白いすのこを組み合わせた例


【白いすのこを組み合わせた例】
大き目のすのこ3つで棚を作成した例。組み合わせるだけで完成するので、DIY初心者の女子にもおすすめです。

赤や青のカラフルなプランターが、白のすのこに良く合います。多肉植物をはじめとしたいろんな種類が、ベランダをにぎやかにしてくれます。

白で統一したプランターが爽やか


【白で統一したプランターが爽やか】
こちらは逆にプランターの色を白で統一した例です。爽やかで清潔感がある空間になります。

ふわふわの芝のようなファブリックがよくマッチしています。

ウッドボードをたくさん使って


【ウッドボードをたくさん使った例】
ウッドボードで一面覆う例。白の板に植物のグリーンが映えます。対面する棚も白で揃えて統一感を出しましょう。

床はブラウンのウッドパネルで統一。すっきりとした空間にスモークツリーやユーカリがよく似合います。

ベランダのDIY方法【家具・インテリア】

床と壁が決まったら、最後はインテリアにこだわりましょう。家具やプランターの選び方、室外機のカバーをおしゃれに見せるアイデアも取り入れてくださいね。

いろんな緑とお洒落な棚やテーブル、プランター


【いろんな緑とお洒落な棚やテーブル、プランター】
チェアーとテーブルでティータイムを楽しむスタイル。くつろげる椅子があれば、いつまでも過ごせそう。コンパクトなガラスの丸テーブルなら圧迫感もありませんね。

色々な植物を組み合わせ、プランターの種類も変えてみるとにぎやかで可愛い!

キャンドルと鳥かごオブジェで、ロマンティックなムード


【キャンドルと鳥かごオブジェで、ロマンティックなムード】
キャンドルを置くと、夜はムーディーになり、昼はインテリアにもなります。鳥かごのオブジェもメルヘンな雰囲気に。

省スペースなベランダでも、小さめの丸テーブルを使えば窮屈になりません。景色を見ながら、物思いにふけるのも良いですね。

室外機を上手にカバー


【室外機を上手にカバーした例】
目障りになる室外機。上手に囲ったりするのが苦手なら、カバーを立てて目隠ししましょう。ホームセンターに行けば、ちょっとした建具が豊富に揃っています。

自分で棚を作ったりするのは苦手な方でも、立てかけるだけなのでとても手軽に置けますよ。邪魔にならないよう、室外機のサイズをよく測ってから購入しましょう。

タープを使えば、南国気分を味わえる


【タープを使った例】
夏の暑い日差しを避けられるタープを使ってみましょう。タープとは、キャンプで使われる日差しや雨を避けるためのもの。ちょっとした小雨なら、しっかりと防いでくれます。

紫外線対策にもなるので、お肌を大切にしたい女子には助かるアイテム。涼しい空間なら、よりのんびりとくつろげそうですね。

大きめのタープにミニライトを付けて


【大きめのタープにミニライトを付けた例】
大き目のタープでベランダ全体を覆った例。日中はしっかりと日差しや小雨を避けられます。

夜はタープの穴に星型のミニライトを通してデコレーション。ランタンのライトも付けて、ムーディーなディナーが楽しめますね。子供も非日常な空間に喜びそう。

カフェ風、クッションなど


【カフェのようにゆっくりできる空間を作った例】
大きめのファブリックを敷いて、足をのばせるくつろぎの空間を作った例。クッションを置いて、楽しいランチタイムが過ごせそう。

お家にいながらカフェ気分を味わえます。

ガーデンパラソルでリゾート気分


【ガーデンパラソルを設置した例】
ガーデンパラソルは、雰囲気作りに抜群のアイテム。これがあれば、日差しを避けられ、プライバシーも確保できます。

パラソルには、コンパクトで角度を調整できるタイプなど、いろいろな種類があります。撥水加工されているものは特に便利ですよ。購入する時は、スタンドが付いているか否かもしっかりチェックしましょう。

ひとつ持っていると、夏の海水浴にビーチパラソルとしても使えて便利です。海外リゾートのような気分を味わえますよ。

イルミネーションライトをつけて


【イルミネーションライトをつけた例】
壁にたくさんのイルミネーションライトをつけた例。LEDライトなら、省エネで電気代も安いのが魅力です。暖色系のものを選べば温かみのある光がやさしく照らしてくれますよ。防雨型なら雨が降っても安心です。

暖かな光を放つライトで、心までリラックス。同じベランダでもイルミネーションライトがあれば、特別感のある空間に早変わりします。ぬくもりのあるスペースなら、会話も弾みそうですね。

ベランダのDIYで注意すべき点

ベランダのDIY
出典:shutterstock

初めてのベランダDIYに挑戦するなら、最初に抑えておきたい注意点があります。ご近所トラブルなどを引き起こさないためにも、しっかり確認しておきましょう

事前にしっかり清掃する

ます最初にベランダをきれいな状態に整えましょう。ゴミを取り、柵や窓を水拭きして清潔にします。そして、よく乾いてからデッキパネルなどの設置を始めましょう。

排水経路の確認

ます最初に排水の経路をチェックしましょう。水の流れを妨げてしまうと、デッキパネルが傷みやすくなったり、ご近所のベランダに水が流れて迷惑をかけてしまう恐れがあります。特にデッキパネルを敷く際は水栓部分を少し空間に余裕を持たせるよう注意しましょう。

もし排水のトラブルが起きた時に備えて、取り外すことができるタイプのものを選んだほうがベター。簡単にチェンジできるほうが、インテリアもより楽しめますよ。

避難ハッチを塞がないようにする

火災などのトラブルがあった時に利用する避難ハッチは、塞がないようにしましょう。いざという時に通れないと危険です

もしパネルを立てる時は、すぐに外せるようにしておきましょう。

賃貸の場合はDIY可能か確認する

賃貸マンションやアパートは、元通りの状態に戻せるようにDIYしましょう。デッキパネルを設置しても良いかなど、事前に管理会社に確認する必要があります。

また、ペンキを塗ったりライトを灯したりする際に近隣に配慮しましょう。夜間に飲食などする時に会話も、意外と部屋に響いていたりすることも。匂いや光で迷惑をかけないよう注意してください

テープなどの粘着部分に注意する

人工芝を設置する際には、便利な人工芝用両面テープがあります。しっかりと密着してくれて重宝しますが、粘着部分の跡が残る場合があります。取れにくくなることもあるので、賃貸の場合は特に注意しましょう。

台風や強風の日にはできるだけ撤去する

近年の異常気象で、突然激しい雨風に見舞われることがあります。特にガーデンパラソルやイルミネーションライトを使う時、天気予報を確認して使用しましょう。

まとめ

今回はベランダのDIYについてご紹介しました。

リフォームなどやったことがない方でも、手軽にトライすることができます。注意すべき点に気をつけながら、ステイホームの時間も楽しみましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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