プラス思考がいいと分かっていても、一度マイナス思考にハマってしまうと簡単には抜け出せないもの。でも、あまりマイナス思考ばかりが続くと、つかめる幸せも逃してしまうかもしれません。
今回はすぐに実行できる、「ネガティブから抜け出す方法」をお教えします。
「〇〇分後には、回復する」と自己暗示
ネガティブ思考になることは、その瞬間は止められません。でも、それを長く続けず、「〇〇分後にはこのことを考えるのはやめよう」と決めることは出来ます。今は、どうしようもなく落ち込んでいるかもしれない。でも、「それはあと〇〇分」だけ、と勝手に決めてしまうのです。
時計を見て、「あの針が上に来るまでは、落ち込む。でも時間が来たら、切り替える」と自分自身に暗示をかけます。最初はうまくいかなくても、だんだんと切り替えが上手くなっていくはずです。

出典:weheartit
身体を思いっきり動かす
私たちが思うよりずっと、身体と心はシンクロしています。ネガティブなことを考えすぎる時は、運動不足になっていたり内にエネルギーを貯めすぎていることが多いはず。最初は億劫でも、なんとか力を出して身体を動かしてみましょう。
例えば、音楽に合わせて激しく体を動かすと、心地よい疲れと共に、滞っていた血流が巡ります。凝り固まっていた心が解放されたことを感じるはず。
また、ヨガや太極拳など、自分の内面に向かいながら体をじっくりほぐしていくパターンもおススメです。

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メモをとる
「なぜ?」と思うかもしれませんね。でもこれは脳科学的にも証明されている「ネガティブからの脱出法」。記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があり短期記憶は通常、約20秒で消えると言われています。そしてネガティブな思考というのは「長期記憶」されやすい。
そのため人間はだんだんとネガティブ要素ばかり記憶してしまうのです。

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記憶力のいい人ほど、ネガティブな思考になってしまう……。つまりどうしたらいいかというと、「忘却力」を鍛えるのがいいのです。忘却力を鍛えるのはカンタン。
それはあらゆることを「メモすること」。メモをしたらむしろ記憶してしまうイメージですが、実は逆。
メモをし、書き留めることによって脳は「ここに書いたからもう記憶しなくていいんだ」と安心します。すると、忘れることが出来るようになるのです。ネガティブなことを思いついたら、その都度、メモをとるようにしてみましょう。
いかがでしょうか。考えるよりも、まず一つでも実行に移すことが大事。プラス思考を手に入れて、幸せを掴みましょう!