【研究結果報告】ビタミンD不足、太る原因に!?

史上まれにみる酷暑となった今夏。どのようにお過ごしでしょうか。

万全なUVケアを施してアウトドアを満喫する方、あるいは外出を控えてインドアを満喫する方も多いのでは?

実は、紫外線(日光)カットのし過ぎは、「ビタミンD不足」の原因にもなることが明らかになっています。

「そもそもビタミンDってどんな効果があるの?」という方のために、近年、様々な研究結果が発表され注目が高まるビタミンDの効果や、ビタミンD不足が原因で高まるリスクについてまとめてみました。

そもそも、ビタミンDって何?



ビタミンDは、食事からの摂取に加えて、紫外線(日光)の下、皮膚で産生することが出来ます。

その主な役割は、強い骨の形成・維持に必要なカルシウムとリンの体内吸収を促し、丈夫な骨を作ることです。

ですが、平成28年度国民健康・栄養調査よると、20歳以上の日本人におけるビタミンD摂取量は、国内外の指標に基づいた際、不足しています。

神戸学院大学 栄養学部 田中清教授によると「近年の研究の結果、軽度のビタミンD不足であっても、様々な病気のリスクを高めることが明らかになっている」とも仰っています。

では、実際にビタミンDが不足すると、どんな影響があるのでしょうか?

ビタミンD不足の人は、ビタミンDを十分に摂取している人と比べてがんのリスクが高い!



国立研究開発法人 国立がん研究センターは、約8千人の血液中のビタミンD濃度を調査。

この調査報告の中で、血液中のビタミンD 濃度が低いと、各種がんの発生リスクが上昇することが発表されたそうです。

一方、ビタミンD 濃度が上昇すると、各種がんの発生リスクが低下することも判明したそうです。

肥満を防ぐ鍵はビタミンD!ビタミンD不足が女性の体重増加と関係あり!



2013年、アメリカ・オレゴン州ポートランドにおいて、65歳以上の女性4,659人のビタミンDの数値と体重の調査が行われました。

5年間におよぶ研究において、ビタミンDが不足している女性の平均増加体重は、ビタミンDを十分なレベルで摂っていた女性と比べて平均2.2ポンド高かったそうです。

夏はビタミンD不足に要注意!



紫外線が皮膚の中にあるコレステロールの一種に作用することで、ビタミンDの前段階の物質が 産生されて、その物質がビタミンDとなります

しかし、近年、特に夏場は、紫外線量の増加や美肌ブームによる過剰なUVケアにより、女性を中 心に極端に紫外線を避ける傾向があるそうです。

結果、ビタミンDの体内産生量が減少し、ビタミンD不足に陥るリスクが上昇するとか。

夏のビタミンD不足になった身体を、秋の味覚で癒して!

ビタミンDは、野菜や穀物、豆、イモ類にはほとんど含まれていません。

多く含まれているのは、鮭などの魚類やきのこ類など、まさに秋を代表する食材です。
とくに魚はカルシウムも多いので、骨の健康のために、おすすめです。

UVケアによってビタミンD不足になった身体を、秋の味覚で癒しましょう。

最後に

ビタミンDが不足することで様々なリスクが生じることが、最近の世界中の調査・研究により明らかになってきました。

日差しが強まるこの季節は、紫外線対策への関心も高まっていますが、過剰なUVケアに伴う紫外線不足はビタミンD産生不足につながります

紫外線が気になる夏こそ、UVケアと合わせて、食事やサプリメントなどでビタミンD摂取を心がけましょう。