多量の汗は病気? 症状と原因をチェック

脇に汗をかく女性
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多量の汗をかくのは病気なのでしょうか。

よく見られる症状や原因について詳しく紹介していきます。

汗をかきやすい原因は?

汗をかく要因には3つあり、それぞれ「温熱性発汗」「精神性発汗」「味覚性発汗」と呼ばれています。

温熱性発汗は、運動をしたときや暑さを感じているときに体温を下げるためにかく、全身からの発汗です。

精神性発汗は、いわゆる「冷や汗」のことです。緊張しているとき、焦っているときなどにワキや手のひら、足の裏から発汗します。

味覚性発汗は、辛いカレーなど香辛料が効いている食べ物を食べたときにかく汗のことです。

汗をかく部位は額や鼻など部分的であり、食べ終わると急に汗がひくのが特徴です。

汗をかきやすい部位は?

からだのなかで汗をかきやすい部位は、首周りや額、背中やワキなどです。

夏は顔周りに汗をかき、メイクが崩れる……なんて経験をする人も多いのではないでしょうか。

多汗症の可能性?

多汗症とは、過剰な汗が出る疾患のことを指します。

手のひらや足の裏、顔や頭など、限定的な部位から大量に汗が出る「局所性多汗症」と、全身の汗が増加する「全身性多汗症」の2つに分けられています。

しかし、「汗を大量にかく」というだけでは多汗症とは一概にいえません。

いわゆる「汗っかき」という体質と「多汗症」という疾患は異なります

汗のせいで日常生活に支障が出ている場合や皮膚疾患、ストレス症状が出ている場合などは多汗症に該当する可能性があるといえます。

暑い季節の汗対策3つのポイント

リンパ節を冷やす

首を冷やす女性
出典:shutterstock

ワキやひざ裏、首の後ろや太ももの付け根などは、リンパが集中しています。

このリンパ節を冷やすことで体温上昇がおさまるため、汗はひきやすくなります。

圧迫する

脇の下などを紐で巻いて圧迫することにより、脇汗や顔の汗を抑えることができます。

元々は京都の舞妓さんが汗をかかないためにしていた対策でした。

汗の質を改善する

室内で運動する女性
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汗をかけばかくほど、汗の質は改善されていくともいえます。

ベタベタしてにおいがきつい汗をかいている人は、汗腺の機能が衰えている可能性があります。

エアコンに頼りすぎず、有酸素運動でしっかり汗をかくなど日常生活に工夫をしていくと、汗の質も改善されていくでしょう。

汗をコントロールするには漢方薬もおすすめ

漢方
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多量の汗をかいたり、汗のにおいが気になったりする方には、漢方薬もおすすめです。

からだの60%を占める水分の代謝をよくすることで、症状を根本から改善してくれます。

水分の代謝や循環を改善すれば、老廃物や毒素を出す利尿作用、解毒作用によって血行も改善し、代謝もアップするので、冷えやダイエットなどへの効果も期待できます。

以下ではおすすめの漢方薬を紹介します。

<汗をコントロールしたい方におすすめの漢方薬>

  • 桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
  • ジトジトした汗や寝汗をよくかく方におすすめの漢方薬です。
    多汗症による皮膚炎や湿疹にも役立ちます。

  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 多汗症は、からだの水分代謝を整えることで症状が改善できる場合があります。
    防已黄耆湯は体内の水分循環をよくする漢方薬です。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自然由来の生薬からできていて、一般的に副作用が少ないとされています。

体質改善や根本改善を目的としているため、特定の疾患に強い効果をあらわす西洋薬とは異なります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に精通した薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

最近では、オンライン上で漢方の相談ができるサービスも出てきています。

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用して個人に効く漢方薬を見極め、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0073

しっかりした対処で汗をコントロールしよう

脇を見せる女性
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この記事では、汗をかきやすくなる原因や対処法などを紹介しました。

日常生活に支障をきたすほどの汗をかくのであれば、多汗症の可能性があります。

専門家に相談して漢方薬を取り入れるなどの対策を行い、汗をコントロールしましょう。

<この記事を書いた人>

ライター写真
出典:beautyまとめ

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子

元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0073
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あんしん漢方メンバー

■あんしん漢方
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不調改善スペシャリスト/医師・薬剤師  

西洋薬と漢方に精通した医師や薬剤師のプロフェッショナル集団です。AIを活用した研究と各種メディアでの不調改善方法を発信しています。実践として「効く漢方薬」を、スマホ一つで、お手頃価格で入手できるオンライン相談サービス「あんしん漢方」を運営しています。

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