【薬剤師伝授】頑固なガサガサかかと、原因と根本的に治す方法。

かかとガサガサがストッキングに引っかかる」

「かかとがひび割れて歩くたびに痛い」

寒い冬はとくに皮膚が乾燥しやすいため、このようなお悩みを持つ人は少なくないはず。

そこで今回は、ガサガサかかとの原因や、セルフケアで治す方法を詳しくご紹介します。

ガサガサかかと・ひび割れの原因とは

ガサガサかかと
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かかとのガサガサ・ひび割れの原因は、以下の3つが考えられます。

・乾燥
・血行不良
・靴による圧力

以下に、この3つの原因が、かかとの皮膚トラブルを引き起こす理由を詳しく解説していきます。

乾燥

かかとは他の部位とは異なり、皮脂腺がないため皮脂が分泌されません。

皮脂は水分の蒸散を防いで皮膚の潤いを保つため、それを分泌できない“かかと”は、とくに乾燥しやすい部位といえます。

血行不良

からだが冷えると血流が悪くなり、皮膚のターンオーバーに滞りが生じます。

ターンオーバーとは皮膚が新しく生まれ変わる期間であり、一般的には28日周期といわれていますが、かかとは例外で120日間も必要です。

そのため、ターンオーバーが滞ると、とくに“かかと”は古い角質がたまりやすくなり、新しい皮膚に生まれ変わることできません

そうすると、かかとの角質は厚くなり弾力が低下するため、ひび割れが起こりやすくなるのです。

パンプスなどヒールのある靴でかかとに圧力がかかる

皮膚の一番外側にある角質層には、外部刺激から肌やからだを守る「バリア機能」と、肌内部の水分を保つ「保湿機能」の2つの役割があります。

足のサイズに合っていない靴を履き続けると、摩擦による外部刺激から皮膚を守ろうとバリア機能が働きます。

そのため、かかとがこすれて慢性的に摩擦や圧力、ねじれる力が加わると、角質の厚みが増していきます

これが、ひび割れの原因となるのです。

正しい対処法で「愛されかかと」に大変身

愛されかかと
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意外と知られていない「正しいかかとの角質ケア」。

かかとのケアを間違った方法で行うと逆効果になることが多々あります。

そこで今回は、正しい角質ケアの一連の流れとポイントをご紹介します。

40℃前後で入浴または足湯をする

古い角質を柔らかくするために、なるべく毎日、入浴するか足湯に入るようにしましょう。

また、入浴と同時に、かかと・足裏・ふくらはぎなどをマッサージして血行を改善すると、ターンオーバーの乱れに効果的です。

血流の改善には、40℃前後の湯温がベストです。

古い角質を取り除く

皮膚の自然な再生周期に合わせて、2週間に1回程度古い角質の除去を行いましょう。

リムーバーやヤスリ、軽石などで表面の固さを軽く削ります。

このとき、下から上に向かって一定の方向で削りましょう。

時々皮膚を触り、少し薄く柔らかくなったと感じたら終了です。

不要な角質のみを削ることがポイントで、削りすぎや無理に剥がすことは逆効果ですので注意 しましょう。

尿素入りのクリームやワセリン、オリーブ油、馬油、紫雲膏などを塗る

角質ケアの仕上げには、必ず保湿をすることが大切です。

保湿力の高い尿素入りのクリームやワセリン、オリーブ油、馬油、紫雲膏などを塗りましょう。

気づいたときにこまめに保湿し、とくに乾燥が気になる場合は、ラップで密封して保湿剤を浸透させるといいでしょう。

ラップによる保湿は、一晩試すだけでも効果を実感できますよ。

靴下を履く

靴下を履く
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保湿後に靴下を履くことで保湿効果がアップします。

肌に刺激の少ない綿や絹の靴下や、かかと用の靴下がオススメです。

お風呂上がりや寝る前にケアすることで寝ている間にかかとの潤いが守られ、硬くなった角質が柔らかくなり、ツルツルかかとが目指せます。

今すぐやめて!かかとがガサガサになるNG行動

NG行動
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かかとのガサガサは、間違った方法でケアをするとかえって悪化してしまします。

以下に、かかとのガサガサが悪化してしまうNG行動をご紹介します。

角質を削りすぎる

先程古い角質を除去する際のポイントでもお伝えしましたが、角質の削りすぎはNGです。

皮膚のバリア機能が働き、角質が硬くなろうとするため、かえって悪化する可能性があります。

ササクレを剥く

かかとのササクレを剥くと正常な角質だけでなく、角質よりも奥の細胞まで剥いてしまいます。

つまり、皮膚を構成する大事な部分まで剥いてしまっていることになるのです。

ササクレを剥くことは、かえって皮膚を傷つけてしまうので、ササクレが気になった場合は爪切りや眉毛用のはさみでカットしましょう。

素足でパンプスを履く

素足でパンプスを履く
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素足でパンプスを履くと、靴下などのクッションがないため足裏に常に圧がかかります。

そこへ圧迫や摩擦による靴擦れが起こることで、徐々にかかとの角質層は硬く厚くなっていきます。

硬く厚くなったかかとは水分が浸透しにくいため、より乾燥化がすすみ、ガサガサを引き起こしてしまいます

足に馴染んでいない靴や、固いエナメル質などの素材でできたパンプスは靴擦れが起きやすいため、パッドやテープを貼ったりインソールを入れたりすることで靴擦れを防止していきましょう。

漢方薬で内側からキレイなかかとを目指す

漢方薬
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「ケアしているのに、かかとのひび割れがなかなか治らない」
「冷え性で、とくに冬はひび割れたかかとが痛む」
「かかとのガサガサが気になって素足を見せられない…」

と、かかとの症状に不安を抱えるそんな大人女子には、漢方薬がおすすめです。

かかとの「がさつき」「ひび割れ」「乾燥」「血行不良」など、さまざまな症状に効果が認められている漢方薬はいくつもあります

今起こっているかかとのガサガサを抑えるだけでなく、根本的な体質の改善を目指すものですので、潤い不足や血行不良、冷えなどの症状に悩む方にも最適です。


漢方医学
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また、日々忙しい大人女子が、規則正しい食生活や、ジョギングや筋トレを続けて健康を維持することは大変ですよね。

「潤いを自力で育て、巡らせ、コントロールする」という、からだ本来の力に着目したのが漢方薬です。

漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけですので、簡単に続けることができる健康法ですよ。

効果が認められている漢方薬を、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

かかとのガサガサを内側から解消したい方におすすめの漢方

おすすめの漢方
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当帰飲子(とうきいんいし)

冷え性で肌が乾燥しやすい方向け

血を補い巡らせ、からだを温めると共に水分を保持します。皮膚の栄養を高め、潤いを与えて、皮膚の乾燥やかゆみにも用いられます。

飲む漢方薬に加え、患部の血行を促し潤いを与え、炎症を鎮める働きがある「紫雲膏(しうんこう)」を組み合わせるのもいいですね。


漢方薬を選ぶ時の重要なポイント

漢方薬を選ぶ時の重要なポイントは、ご自分の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるためには、漢方に精通した薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

AI(人工知能)を活用した漢方のプロが、個人に効く漢方薬を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が便利です。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0007

セルフケアで「愛されかかと」を手に入れよう

かかとのガサガサ・ひび割れは、からだのサイン。

キレイなかかとを手に入れるためには毎日のケアが大切です。

外側からのアプローチだけでなく、漢方の知恵を取り入れて、からだの内側から潤いを保っていきましょう。

いろいろなケアを試しても、かかとのガサガサ・ひび割れが改善しない場合は、糖尿病や水虫、湿疹などの可能性もあります。

少しでも心当たりがあれば、一度病院を受診しましょう。

<この記事を書いた人>

杉岡 弥幸先生
出典:beautyまとめ


あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 杉岡 弥幸

北里大学で生薬学を学び、卒業後は大手漢方専門店にて漢方薬剤師として勤務。
現在は自身のダイエット経験や健康に関する知識を活かして、漢方や養生による体質改善方法をWeb等で発信している。


●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc3beau0007

●不調の改善に!無料体質判定はこちら:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/n/taishitsu/