パーソナルジム「ジルチ」を運営し、これまで1000人以上のトレーニングサポートをしてきた町田洋佑(まちだ ようすけ)さん。前回は日本人に一番多いといわれている「スウェーバックタイプ」について解説しました。今回は、「姿勢がいいね」とほめられがちなストレートアーチタイプについて詳しくお話していただきます。
「姿勢がいいね」とほめられがちなストレートアーチタイプ
こんにちは!トレーナーの町田洋祐です。第2回で、ストレートアーチタイプの特徴は、背骨がまっすぐで、いちばん姿勢がよいと見られがちなタイプだとお伝えしました。一見すると姿勢がよいため、骨格の欠点に気づかないことが多いのがこのタイプです。
第2回のおさらいですが、ストレートアーチタイプのチェック方法は、壁を背にして立ち、頭、背中、お尻、かかとを壁につけた状態で、壁と腰のすき間に手のひらが入る余裕がないことです。まずは、ストレートアーチタイプにどんな特徴があるのか部位別に見ていきます。
第2回のおさらいですが、ストレートアーチタイプのチェック方法は、壁を背にして立ち、頭、背中、お尻、かかとを壁につけた状態で、壁と腰のすき間に手のひらが入る余裕がないことです。まずは、ストレートアーチタイプにどんな特徴があるのか部位別に見ていきます。
【特徴①背骨や首】メリハリのない体と前に出た首
ストレートアーチタイプは背骨のS字カーブがなく、メリハリのない体です。体が全体的に硬く、力を抜くのが苦手な人が多いといった特徴があります。また体が後ろに倒れていることから、バランスを取るため、首が前に出ています。
【特徴②お腹・お尻・関節】腰を痛めやすく、硬い関節とたるんだお尻
ストレートアーチタイプの特徴は、お腹側の筋肉が強いため腰の筋肉が弱くなり、腰がダメージを受けやすいことです。また股関節をはじめ、全身の関節が硬くなっています。お尻の筋肉自体が下がっているため、お尻が四角い形になり、たるんで見えます。