「胸のあたりがざわざわ、もやもやする……」
なんとなく落ち着かなかったり、不安に感じたりすることはありませんか?
胸がざわざわする原因には、日頃のストレスのような精神的な原因があげられます。
本記事では胸のざわつきや不安解消のための対策をあんしん漢方所属の医師・木村 眞樹子さんに解説いただきます!
なんとなく落ち着かなかったり、不安に感じたりすることはありませんか?
胸がざわざわする原因には、日頃のストレスのような精神的な原因があげられます。
本記事では胸のざわつきや不安解消のための対策をあんしん漢方所属の医師・木村 眞樹子さんに解説いただきます!
胸のざわつきはストレスが要因かも
胸のざわつきや不安感は、原因の多くがストレスであるといわれています。
からだのバランスを保つ自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、自律神経は緊張させる働き、副交感神経は休息させる働きを持ちます。
しかし、ストレスフルな生活を続けていると自律神経が乱れ、からだに影響が出てしまうのです。
ストレスばかりがかかってしまうと自律神経の切り替えがうまくできなくなり、心身ともにバランスがとれなくなってしまうのです。
からだのバランスを保つ自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、自律神経は緊張させる働き、副交感神経は休息させる働きを持ちます。
しかし、ストレスフルな生活を続けていると自律神経が乱れ、からだに影響が出てしまうのです。
ストレスばかりがかかってしまうと自律神経の切り替えがうまくできなくなり、心身ともにバランスがとれなくなってしまうのです。
胸のざわつきに今すぐできる対処法
胸のざわつきに対して今すぐできる対処法をいくつか紹介します。
気軽にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
気軽にできる方法ですので、ぜひ試してみてください。
アロマオイルを使う
アロマオイルには不安の軽減が期待できるものがあります。
寝る前や、緊張したときにかおりをかぐのがおすすめです。
寝る前や、緊張したときにかおりをかぐのがおすすめです。
<おすすめのアロマオイル>
マンダリン
交感神経の働きを沈静し、副交感神経を優位に。
不安感やイライラに効果が期待できます。
プチグレン
緊張感や不安感を軽減する効果が期待できます。
交感神経の働きを沈静し、副交感神経を優位に。
不安感やイライラに効果が期待できます。
プチグレン
緊張感や不安感を軽減する効果が期待できます。
セロトニンを増やす行動をする
セロトニンは幸せホルモンともいわれ、以下のような働きがあります。
- 不安やイライラを抑える
- ストレスに強くなる
- 良質な睡眠がとれる
セロトニンを増やすことで、心身ともにバランスを整えることができます。
朝日を浴びたり、30分ほどの有酸素運動をしたりすることでセロトニンの分泌を促進することができますよ。
朝日を浴びたり、30分ほどの有酸素運動をしたりすることでセロトニンの分泌を促進することができますよ。
1日30分の有酸素運動をする
自律神経のバランスを整えるには、血流の促進がカギになります。
運動すると血管が収縮し、運動後には血管は拡張します。
血管の収縮と拡張によって自律神経の動きにもメリハリが生まれるのです。
運動すると血管が収縮し、運動後には血管は拡張します。
血管の収縮と拡張によって自律神経の動きにもメリハリが生まれるのです。
専門家に相談する
専門家に相談するのも対策のひとつです。
胸のざわつきや不安感が2週間以上続く場合は、心療内科や精神科を受診することをおすすめします。
日常生活に支障が出る前に対策をとりましょう。
胸のざわつきや不安感が2週間以上続く場合は、心療内科や精神科を受診することをおすすめします。
日常生活に支障が出る前に対策をとりましょう。
胸のざわつきには漢方薬もおすすめ
胸のざわつきや不安には自律神経が深く関係しています。
自律神経のバランスを整える方法として、漢方薬を利用することもおすすめです。
自律神経のバランスを整えるためには、
「興奮を静める」
「血流をよくして自律神経を整える」
「気分の落ち込みを改善する」といった漢方薬が選ばれます。
自律神経のバランスを整える方法として、漢方薬を利用することもおすすめです。
自律神経のバランスを整えるためには、
「興奮を静める」
「血流をよくして自律神経を整える」
「気分の落ち込みを改善する」といった漢方薬が選ばれます。
<胸のざわつきや不安におすすめの漢方薬>
加味逍遙散(かみしょうようさん)
血流をよくすることで自律神経のバランスを整え、心を落ち着かせます。
気分の落ち込みやイライラ、神経症などに用いられます。
気分の落ち込みやイライラ、神経症などに用いられます。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
精神の緊張をほぐすことで、ストレスなどによってできた喉の詰まりを取り去ります。
神経不安、喉の違和感の他、声が出しにくいといった症状、咳などに用いられます。
神経不安、喉の違和感の他、声が出しにくいといった症状、咳などに用いられます。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
からだにこもった熱を冷ますことで、精神を安定させます。
不安、動悸、不眠、イライラや抑うつなどの神経症や高血圧などに用いられます。
不安、動悸、不眠、イライラや抑うつなどの神経症や高血圧などに用いられます。
漢方薬は、体質に合わないものを服用すると、副作用が生じたり効果が得られなかったりする可能性があります。
そのため、医師や薬剤師に相談しましょう。
なかなか時間がなくて調べる時間や相談しに行く時間がないという方には、漢方のプロにオンラインで個別相談ができ、その人に合った漢方を見極めて、自宅まで郵送してくれるサービスもあります。
そのため、医師や薬剤師に相談しましょう。
なかなか時間がなくて調べる時間や相談しに行く時間がないという方には、漢方のプロにオンラインで個別相談ができ、その人に合った漢方を見極めて、自宅まで郵送してくれるサービスもあります。
その不安、放っておかないで!
胸のざわつきや不安な気持ちは放っておかず、しっかりと対処することが大切です。
早めの対処で自分を労わり、生活の質を向上させましょう!
早めの対処で自分を労わり、生活の質を向上させましょう!
<この記事の監修者>
医師
木村 眞樹子(きむらまきこ)
都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。
総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。
産業医として企業の健康経営にも携わる。
自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。
木村 眞樹子(きむらまきこ)
都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。
総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。
産業医として企業の健康経営にも携わる。
自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。